
今回は再び、アンコールワットに戻りました。
ワットというのは寺院の意味ですからアンコール寺院に戻ったわけです。
この寺院はヴィシュヌ神に捧げられたヒンズー教の寺院です。
遠くからアンコールワットを見ると、山のように見えますが、アンコールワットは世界の中心をなす須弥山(しゅみせん・スメール山)をかたどっているのです。

前回は外観とか夕焼けの写真だけでしたが、今回は前景、3層の中庭、回廊などを紹介しています。
また女神も紹介していますが、どう思いますか?

なにか現代にでも居るような、見目麗しい女神ですよね。
亀の上に人が座っている壁画は、有名な大蛇ナーガを神々と阿修羅が引っ張り合って乳海を攪拌している場面です。
この場面の解説はグラハム・ハンコックさんの著作『天の鏡』に詳しく出てきます。

私も『沈黙の神殿』で別の面から取り上げています。
簡単に言うと乳海攪拌は不老不死の妙薬を手に入れるために、神々と阿修羅が大蛇の体を引っ張りあって、大海を乳状にして、1000年をかけて妙薬を作り出したという話です。
インドの天地創造にでてくる話ですが、いろいろ深く読むことができますので、『天の鏡』を読んでみてください。

さて、第一回廊に東西南北には、さまざまな浮き彫りが施されていて、見ていて飽きません。
アンコールワットの魅力は、この美しい浮き彫りにあると思います。
乳海の攪拌は北側の西にありますが、それ以外にも、ラーマーヤナの物語や、シヴァ神の瞑想の図や、カンボジアの歴史、天国と地獄の図などが描かれています。

これらを理解するには、やはり専門のガイドを雇って、解説してもらうのが一番楽なようです。
アンコールワットの最上層は第3層ですが、ここからはジャングルの景色が一望の元に見えます。ここで日没を楽しみ、参道を歩いてホテルに帰る途中に撮影したのが、第1回目の夕焼けの写真です。

私がアンコールワットを訪問したときは専門のガイドを雇いました。ガイドは写真撮影のポイントをよく知っていて、必ず、撮影に適した場所に連れていかれました。このガイドは作家のグラハム・ハンコックさんの紹介で、大変に役に立ってくれました。