kitombo.com | 大地舜のフォトギャラリー | 2005年5月30日 
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大地舜のフォトギャラリー
「大地舜のフォトギャラリー(21)
与那国島(1)」

大地舜
5月30日

 六月に入るとスキューバ・ダイビングのシーズンもまもなくです。
 そこで今回から沖縄の海の底を覗いてみましょう。
 もっとも魚は出てこなくて、海底構造物ばかりですが・・・。
 沖縄の海は一二〇本〜一三〇本ほど潜っています。
 その時に撮影したスライドの数も三〇〇〇枚以上あるようです。
 今回は遺跡ポイント呼ばれる場所の遠景を特集しました。
 ほとんどは浮上するさいに、全体像を捉えたものです。
 ところで与那国島でダイビングをすることになったのは、友人の作家グラハム・ハンコックの影響です。
 話すと長くなるので、『海底遺跡探検記』という本を書き始めています。
 ともかく、グラハム・ハンコックに「スキューバ・ダイビングを一緒にやろう!」と強く誘われたのです。
 ところが私は泳ぎが苦手です。
 小学生の頃に学校のプールでおぼれてしまい、それ以来、水恐怖症でした。
 でも大学生の頃、これではいけないと水泳教室に通い、ようやく平泳ぎができるようになりました。
 今でも顔を水面下に隠すクロールなどは苦手です。
 というわけで、まったく気が進まないのに、グラハムに冒険に参加してくれと言われて、「泳げないから」「海が怖いから・・・」などと逃げては、男の意地でたちません。
 そこで、いやいやながら恐怖のスキューバ・ダイビングに挑戦して資格を取ることにしたのです。
 グラハム・ハンコックは『エコノミスト』誌の東アフリカ特派員をやっていたころ、防弾チョッキを着て、ソマリアの取材をしたとかで、なかなか度胸があります。
 それに英国の騎士道精神を強く持った、闘う男だと思います。
 女々しい態度は嫌いですし、女性に優しく、騎士の勤めを果たす男のようです。
 私も武士道精神の持ち主で、闘いから逃げませんし、やせ我慢も大得意です。
 そこで三カ月ぐらいかけて、ようやくスキューバ・ダイビングの資格を取りました。
 この資格を取るのは通常、四日もあればできるのですが、水が怖くていろいろな事故を起こし、三カ月もかかってしまったのです。
 水に対する恐怖心を克服するのにずいぶん時間がかかったのです。
 今でも黒く深い大海には畏敬の念を感じています。
 さてこの海の中の遠景は、与那国島の南側にある有名な遺跡ポイント呼ばれる台地です。
 なんだ、全然人工的ではないじゃないか、と思う方もいると思います。
 でもやはり、奇妙なところなのです。
 与那国島には、主なポイントが七ヶ所ぐらいあるので、二カ月ほど、与那国の海底写真につきあってください。
 映像はスライドをスキャナーで取り込んでいるので、解像度はいまいちです。でも最後の方になると、デジタルカメラで撮った写真になるので、鮮明な映像をお見せできると思います。(つづく)

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