kitombo.com | 大地舜のフォトギャラリー | 2005年7月18日 
kitombo.com

大地舜のフォトギャラリー
「大地舜のフォトギャラリー(28)
与那国島(8)」

大地舜
7月18日

 最初の写真は与那国島東端の東崎(あがりざき)の海底の姿です。
 この場所を初めて見たとき、遺跡ポイントとそっくりだな・・・と感じました。
 ただ小規模で古ぼけてはいます。
 ここには1日潜っただけで、その後、訪問していません。
 琉球大学の木村教授も調査していないようです。
 2枚目の写真は文字が描かれているような大岩です。
 場所は遺跡ポイントの東で、立神岩ポイントとの間にあります
 この岩の表面には一直線に並ぶ穴も開けられています。
 石工が大きな岩を割るときに空ける穴とそっくりなので、誰かが岩を割ろうとしたのではないかと、考える方もいます。
 この岩の脇にも文字が描かれていると言う方もいますが、来週デジタルの写真で、お見せできるかもしれません。
 3番目の写真はサンニヌ台です。
 携帯電話でこの岩の大きさを示していますが、これがなければ遺跡ポイントと見間違えそうですね。
 この辺りの岩の割れ方は、遺跡ポイントと良く似ており、層理に沿って割れ目が走っています。
 ただサンニヌ台の岩は同じ砂岩でも非常にもろく、地質学的には遺跡ポイントと同じ種類の砂岩ではないとのことです。
 サンニヌ台には自然に生まれつつあるポットホールも見られ、遺跡ポイントが自然にできたものであるという見方の後押しをしています。ポットホールというのは、自然の穴に石が入り込み、それが穴の底で、朝夕の潮流でかき回され、穴を深く大きく掘っていく現象です。
 遺跡ポイントにある大きな目玉のような、2つの穴がこの作用によって生まれたのだと主張する人が多いのです。
 私も、その意見を否定する材料は持ち合わせていません。
 4番目の写真はサンニヌ台の真ん前の海底の姿です。
 平らな岩が広がっています。
 5番目は和泉用八郎さんが見つけた「光の宮殿」と呼ばれる洞窟です。よい写真がないのが残念ですが、この洞窟が地上にあった頃は、礼拝堂として使われても不思議はありません。
 6番目の写真は宮殿の上の姿です。
 これを見ると、光の宮殿が人工物ということはないでしょうね。
 7番目、ついに魚が登場です。
 海の中は魚の世界で、私たちは侵入者です。
 海の底でぼんやり休憩をしていると、魚が顔をのぞきに来ます。
 小さな魚が目の前に来て、マスクの中をのぞき込み、去っていきます。
 まるで私たち人間が檻の中の動物で、魚たちが興味津々、見学に来ているみたいです。
 ダイビングを初めてから、魚釣りへの興味がなくなりました。
 それまではどこに行っても、魚釣りを楽しんだのですが、海の底で魚たちの仲間にしてもらった、という感覚を得てからは、もう、かれらをとって食うことができなくなったのです。
 一時は、魚を食べることもいっさい辞めてしまいました。
 今はまた、生存のために食べていますが・・・。
 気の優しいグラハム・ハンコックさんは、ナイトダイビングでエビと親しくなり、それ以来、大好物のエビを食べることを完全に辞めてしまいました。
 ところで、最後の写真は、海底28メートルのところで撮影したものです。

(つづく)

これまでのコラム
kitombo.com