
慶良間諸島の阿嘉島の沖合200メートル。
深さ40メートルのところに、興味深い地形があります。
センターサークル、センターサークル、ストーンサークル、天国への階段、ほこらなどと呼ばれる場所です。
ここは海のど真ん中で強い潮流が流れていますが、1日に2回だけ潮の流れが1時間ほど止まります。
この潮止まりを狙ってダイビングするのですが、幸運なことに、優れたマスターダイバー兼ガイドさんたちのおかげで、行くたびに問題なくダイビングができました。
写真も何か暗いですよね。

水深が40メートルともなると、快晴の日でも海底の明るさはこんなものです。
最初の写真はセンターサークル。
大きな岩の周りを囲むようにして5つの岩がそびえます。
そのさらに奥には小センターサークルと呼ばれる小型の似たような構図の岩が立ちます。
この岩の奇妙なところは、石灰岩で出来ていることです。
3枚目の写真でグラハム・ハンコックさんが、ナイフを片手に岩の根元を削っています。
その結果わかったことですが、石灰岩が柱のようになって林立し、その上に土砂やサンゴがこびりついているのです。

これが自然にできたものだとは思えないとドイツの地質学者が述べていますが、詳しくは『神々の世界・・・アンダーワールド』を読んでください。
今年の7月に小学館から文庫版も出版されていますで、手ごろに読めるようになりました。
慶良間のセンターサークルのダイビングスポットには、沖縄本島の那覇からダイビング船で行くことが多いのですが、フェリーで阿嘉島に行ったこともあります。
那覇から船で行くと2時間ぐらいかかります。
途中、そういえば石灰岩で出来た絶壁が見えますが、海の底の石灰岩と何か関係があるのでしょうかね?

沖縄本島から阿嘉島まで、水深は最大で50メートルです。
ということは、氷河期の最盛期だった1万8000年前頃、沖縄本島と慶良間諸島は地続きだったと考えて間違いありません。
たぶん7000年前ぐらいまでは地続きだったでしょう。
センターサークルのそばに「天国への階段」と命名されている小山があります。
これも極めて人工的に見えます。

写真を探したのですが、どこかに埋もれてしまって見つかりませんでした。
ほこらはドルメンのような形で、屋根があって空洞があります。
この辺りに縄文人が住んでいたとしても不思議はありませんよね。
5枚目の写真はストーンサークルと呼んでいるものです。
ストーンサークルは縄文時代の遺跡として有名ですが、センターサークルの回りにも見られるのです。
縄文文化では川の石を使って、サークルを造るのですが、この海底のストーンサークルも、川から運ばれてきた石で造られているようです。

最後の写真は慶良間の港ですが、写真をリタッチして、海の色を現実に近くしようとしたのですが、あまりうまくいきませんでした。
与那国は男性的な荒々しい島ですが、慶良間は女性的な優しさを感じる島です。
海の色からしてまったく違うのです。
さあ、夏・真っ盛り、皆さんもスキューバダイビングにチャレンジしませんか?
海の中の青い世界が覗けて楽しいですよ!
(つづく)