kitombo.com | 大地舜のフォトギャラリー | 2005年8月15日 
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大地舜のフォトギャラリー
「大地舜のフォトギャラリー(32)
北谷・粟国島・西表島」

大地舜
8月15日

 最初の写真は沖縄本島の北谷の沖合にある城壁のような遺跡です。
 初めてこの場所の見学をしたときは、スキューバダイビングの装備を背負い、海岸から泳いで行きました。
 いわゆるビーチダイブという方法です。
 ボートダイブは楽です。
 何しろ、ボートでダイビングスポットまで運ばれて、そこからドボンと海に飛び込めばいのですから・・・。
 もっともガイドが場所を知らないと、ポイントを探すのに時間がかかって大変です。
 それに、ダイブ船の船長が不慣れでも危険です。
 海上に頭を出したら、「船が無い!」・・・という事態にも遭遇するのです。
 私は幸いにして「船が無い!」・・・「漂流するしかない・・・」という経験は1度しかしていませんが、仲間の作家グラハム・ハンコックは3回も経験しています。
 さて、ビーチダイビングですが、これは体力を消耗します。
 この写真を撮った時は、海岸にもどる前、海底下5メートルのところで、空気量をはかるメーターがほとんどゼロを差していて、焦りました。
 何しろメーターがゼロになるのは、初めての経験でしたので・・・。
 でも、そのまま海底下1メートルぐらいの深さで、海岸を目指しました。
 いつ空気が吸えなくなるかと、不安でいっぱいでしたが、そのままビーチにたどり着くことが出来ました。
 このときはグラハムもサンサ夫人も私も、3人とも空気量ゼロで浮上しています。
 さてこの城壁のようなものは何でしょうか?
 U型に切り込まれていますが、なにやら沖縄の陸上にあるお城(グスク)の城壁と良く似ています。
 2枚目、3枚目4枚目は、同じ城壁を上から見たものですが、城壁にはU型の切り込みが2ヶ所あります。
 城壁の上には人が通れるような通路があります。
 この近辺には、階段状の場所もあります。
 これは一体なんでしょう?
 古代の城壁跡だと考える方もたくさんいます。
 もっとも、この近くで働く漁師さんの一人は、「米軍が空軍基地を建設したときに、この辺りの砂を浚渫したので、その名残だ、珍しいもんじゃない」と力説しました。
 この方は若い方で、米軍の仕事を目撃したとしても、まだ子供だったでしょう。
 この漁師の見解が正しいのかもしれません。
 5枚目の写真は沖縄本島から船で2時間のところにある粟国島のそばの海底写真です。
 これは明らかに人工物ですが、なんのために造られたのかさっぱりわかりません。
 粟国島の沖合300メートルぐらいのところに大岩があって、その表面に、このような穴が7つぐらい開けられています。
 大岩には流れの速い潮流がぶつかっており、ダイビングには危険な場所でした。
 でも、船がそばに錨を下ろし、急流の中、そのロープを伝って大岩にたどり着きました。
 ハンコックさんは、この穴が古代の墓ではないかと言います。
 古代エジプトにも似たような墓があるそうです。
 粟国島の人は、井戸だとか、石切り場だったと考えています。
 岩を丸く切り取り、巨大な容器を作ったのだろうというのですが、方法が不明です。
 最後の写真は、西表島の近くにある海底トンネルです。このトンネルになっている洞窟の途中に、まるで祭壇が造られているかのような場所がありました。
 自然の造形力には敬服します。
 来週は、台湾の写真です。

(つづく)

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