
2番目の写真はなんでしょう?
最後の写真を見れば何だかわかると思います。
インドには近年になって3回行きましたが、主に南インドを訪ねています。
ニューデリーでは国立博物館を覗きインダス文明の遺物に目を光らし、貧民地区やタージ・マハル寺院の原型と言われるフマユーン廟を訪問し、純度98%の鉄で作られて腐食しない鉄柱などを見学しました。

インドというと「貧しい国」という先入観がありましたが、実際に見たニューデリーと南インドは豊かなところでした。
南インドは、24年前に2年間住んだインドネシアと雰囲気が良く似ているので、まったく異和感なく過ごせました。
南インドを3週間ほど一人旅しましたが、昼食には安食堂で10円のカレーを食べる日々でした。
でも幸いなことに、お腹をこわすこともありませんでした。

カメラは手から離さなかったのですが、残念ながら、あまり気に入った写真が撮れていません。
なんででしょう?
子供とか美人とか、いろいろ狙っていたのですが、運が悪かったのですかね?
写真を撮りたくなる対象が少なかったのか、ただ腕が悪いのか、やる気がいまいちだったのか・・・。

たぶん、そのすべてでしょう。
さて最初の写真はインドの東海岸のチェンナイ市(マドラス)から南に海岸線を60キロ下ったマハーバリプラムにある著名な海岸寺院です。
8世紀に作られたこの石造寺院は、インド最古と言われてきましたが、2002年に沖合に多くの寺院の瓦礫が沈んでいることが分かり、最古ではなくなる可能性が高まっています。
マハーバリプラムは大きな岩を削って作った石窟寺院でも有名です(3枚目の写真)。

この石窟寺院の近辺は岩山がたくさんありますが、写真のようにいろいろ刻まれています。
規模は小さいですが、与那国島の海底遺跡にも似ています。
海底遺跡とは規模の大きさが違うので、性質もまったく異なることは間違いありません。
でも一つ言えることは、人間の性向です。

岩山があると、人間という動物は、いろいろと削ったり、加工したくなるのではないでしょうか?
最後の写真はなんだ? ですって?
そう、これはロウソクです。
ヒンズー教の寺院で使われるものを準備しているところです。
(つづく)