kitombo.com | 大地舜のフォトギャラリー | 2005年10月3日 
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大地舜のフォトギャラリー
「大地舜のフォトギャラリー(39)
南インド(2)」

大地舜
10月3日

 チェンナイから南西に170キロほどのところに、高さ800メートルの山がそびえています。サンスクリット語で「アルナーチャラ」と呼ばれますが、「赤い山」という意味だそうです。赤い山はリンガ(男根)を連想させるので、尊ばれているのだそうです。
 この山に登った話は「大地舜・今週の疑問」(2002.7.15)ですでに報告していますので繰り返しません。2枚目の写真は頂上から70ミリのレンズで撮った眼下の典型的なヒンズー寺院です。
 ところで、リンガはなぜヒンズー教で尊ばれているのでしょう?
 もちろん、人類の継続には欠かせないものでしょうし、生命力の象徴として尊ぶ気持ちも理解できます。でもそれだけでしょうか?
 インターネットで調べたら「リンガ信仰とは、人間の生殖作用による創造を神聖視したもっとも原始的な土着宗教の形態で、元来、どこの国にもみられる性器信仰のことである」と、解説していました。
 インドのインダス文明は世界最古の文明の一つで、多くの知恵を持っています。かれらは、単に生殖に重要だというのでリンガを尊んでいたのでしょうか?
 あるいは、リンガ(男根)には、聖なる力が宿っているのでしょうか?
 私の考えでは、実際的な効力、つまり御利益が無いと、我々、人類が5000年にもわたってリンガを崇拝するわけがない、と思います。
 その御利益とは生殖作用だけでしょうか?
 だとしたら、原始的な宗教だということになります。
 そうではなく、リンガには特別な力があるのだと思います。その知識を私たち現代人は忘れ去っているのではないでしょうか?
 では、その力とは何でしょう?
 人々を若返らせ、長寿と健康をもたらす聖なる力をリンガが持っているのではないでしょうか?
 男性は女性よりも短命ですが、リンガの聖なる力を活用すると、健康に長生きできるようです。
 聖なる力の活用方法については、89歳で元気はつらつとしている茂在寅男誉教授の書かれた『元気老』という本の中に、具体的に示されています。茂在先生は今でも階段を早足で上られるようですし、気合いの入った大きな声は健在です。
 『元気老』という本の中に「仙人から教わったグン・グン・グンの秘密」というページがあります。そこでは「朝マスト立たぬ男に銭貸すな」ということの意味が書かれています。
 まあ、詳しくは、『元気老』を読んでみてください。
 3枚目の写真もリンガとして信仰できそうですね。
 4枚目の写真は、ポンデシェリーの海岸です。
 ここでは木材をくくりつけていかだにして、それで漁業を営んでいます。
 嵐の中の1003_6荒海でもこのような船を自在に扱って海に乗り出していくそうですが、この近辺から日本まで船でやってきたタミル人たちがいても不思議ではないと思います。
 大野晋教授はタミルの人々が古代に日本に来ているという説を唱えています。稲作関係、神様関連の日本語にタミル語が多く使われているという説だったと思います。そういえば、この辺りには縄文遺跡によくあるストーンサークルもたくさん見られるのです。

(つづく)

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