
先週、リンガ(男根)信仰について触れましたが、写真を掲載するのを忘れました。
この写真のリンガは一般的なものだと思いますが、受け皿には四角いもの、楕円形のものなどいろいろありました。
南インドのヒンズー寺院を訪れると、このようなリンガが二〇個も並べてあるのでびっくりです。
二〇個並ぶ写真もあったのですが、最近、写真を整理したときに捨ててしまいました。
このところ徹底的に身の回りの整理をしています。

不要なものは捨てたり贈呈したりして、余計なものはなるべく持たない、残さない方針です。
それでも不要なものに囲まれているのが、人間でしょうね・・・。
さて、リンガには聖なる力があることに同感の方はいますか?
茂在先生が仙人から教わった方法は、確かに若さと健康を保つのに効果があるようです。

2枚目から5枚目の写真は、インド最南端のコモリン岬(カンニヤークマリ)で撮影したものです。
ここはベンガル湾とインド洋とが交わる場所で、朝日も夕陽も眺めることが出来ます。
二,三,四枚目は朝の太陽の参拝者たちで、5枚目の写真は夕陽を眺める人々です。
インド人たちは、至るところで朝に夕に太陽を眺めることを好むようです。

太陽崇拝は世界共通ですが、太陽を崇拝する呼吸法をご存知ですか?
愛知万博のインド館の壁に大きく描かれていましたが、大変に合理的な呼吸法です。
この呼吸法はヨガの基本呼吸法としても知られています。
黄トンボの読者なら、知っているべき呼吸法だと思います。
なにしろ効果抜群なので・・・。

いつか「大地舜 今週の疑問」で紹介しましょう。
6枚目と7枚目の写真はマドゥライという人口123万人の大きな町にあるミーナークシ・スンダレーシュワラ寺院です。
マドゥライは2000年前から栄えたインド最古の都市の一つです。
南インドには水没した大陸クマリ・カンダ厶の伝承が残されていますが、マドゥライはその中にも出てくる古い都です。

1万2000前にクマリ・カンダ厶が大洪水で水没した後、マドゥライに逃げてきた人々が都を築いたということです。
この寺院の門塔は11もあり、高さは60メートルだそうです。
よく見ると神々、動物、聖者たちが彫刻されており、印象に残りました。
鳥のたまり場でもあり、空に見えるのはゴミではなく、鳥のとぶ姿です。

すでに夕闇に近く、暗かったのでシャッタースピードが遅く、ぼやけています。
最後の写真は、何か懐かしい風景ですね。
コモリン岬を後にして、西海岸に移動し、コーチンまで北上して、バンガロールに飛行機で飛びました。
インドでは日本の若い女性の一人旅姿をよく見かけました。
日本女性は度胸がいいですね。

インドは奥が深い国だとつくづく感じます。
一番印象に残ったのは、赤い山の上で54年間も修業した聖者ラマナマハルシの道場・マハルシ・アーシュラ厶でしょうか。
本人は既に亡くなっています。
赤い山の上には現在でも修業中の聖者がいましたが、水とはちみつを摂取するだけですでに20年も生きているそうです。
マハルシ・アーシュラ厶の静寂、安穏な雰囲気は忘れられません。
敬虔な気持ちになって、写真を撮ることなどすっかり忘れてしまいました。
(つづく)