今週の疑問
「手相の科学(7) 基本4」
大地舜
10月7日
現在では手とつながる頭脳の中枢について多くが分かっています。その詳細な分析によると、頭脳の中枢は手とつながっています。そして頭脳の中枢の異なった形状が手の異なった形状として現れているのです。そこで手の特徴からその人を導いている頭脳の特徴が分かります。
たとえば手の『宮』を見て、木星の小丘が強く張りでていたら、その方は木星型の頭脳にコントロールされているのです。そうなるとその方は『木星宮』の思考、行動、特徴を持ち、『木星人』の生き方をすることが分かるのです。
頭脳が形状を変えると、その方の行動様式や適性、病気の傾向なども変わってきます。そうなると手相も変わり、別の小丘が張り出てきます。手は頭脳の変化のすべてを映し出します。その人は、手のもっとも目立つ『宮』の性格に属しているのです。将来、科学が発達すると、『宮』が詳しく解明されることになるでしょう。
「小丘と指・どのように判断するか」の章で、あなたが対面している方が、どの『宮』に属するか、見分ける方法を細かく教えています。この方法を習得すると、あなたは対象としている人の『創造の秘密』を知ることになります。そうなると、対象者についてすべてを知ったと同じことになります。
これが『手相学の秘密』です。これまで多くのプロやアマチュアに、手相学を教えていますが、彼らは想像を超える正確さに度肝を抜かれています。
良いタイプの人々は「木星人」「太陽人」「金星人」です。彼らは健康でハッピーな性格で、簡単に悪業に走ることがありません。「土星人」と「水星人」は簡単に境界を越えて悪の世界に入り込みます。つまり多くの悪人を生みます。彼らは気難しい人々でひとつの見方・生き方にとらわれます。
「火星人」はすぐに熱情に駆られる、強烈なタイプです。悪人ではありませんが、暴力的になる傾向があります。「月星人」は想像力に富み、冷たく、利己的で、落ち着きの無い、不愉快な人間になりやすいタイプです。したがって、3つの良いタイプ、2つの悪人になる可能性のあるタイプ、1つの暴力的なタイプ、1つの不愉快なタイプがあることがおわかりいただけたと、思います。
他の手相学を学んだことがあるならば、『小丘・宮』を基礎にする方法をとると、研究の豊かな宝庫があることに気付かれると思います。多くのかたが、これまでの手相の見方が表面的であったことに気付き、なんで、深く理解できなかったのだろうと考え込みます。人の仕事についてとやかく言いたくはありませんが、これまでの手相学は、正しい基礎の上に構築されていなかったと言わざるを得ません。だから表面をなぞるだけで、深みが無かったのです。
最近の手相学では、手をいくつかの形に分類しています。基本的な形(鈍感)、四角い手(規則性)、へら状の手(活動的・独創的)、哲学的な手(分析的)、円すい形の手(芸術感覚)、心的な手(理想家)、ミックスされた手(多様性)。
このような分類は、対象者のある一面しか語っていません。その方のすべてを語っていません。ある特徴を語るだけで、健康や、どのように結婚し、愛し、憎み、食べ、生き、死ぬかを語りません。よい人なのか、悪人か、呪われた人か、楽しい人かも語りません。その対象者の心の奥に隠された秘密も明らかにしません。それらは『宮』を見ないと分からないのです。『宮』を見ないとその人が病気なのか、あるいはもともとの性格なのかという、微妙な違いも分かりません。
ある手相の本を読みましたら、まず、対象者の持つ性質から語りはじめていました。規則性、行動性などです。
ところがこの本は、まず対象者自身からはじめます。人は誰でもある場所を占めるために創造されているのです。その役割を果たすのに必要なもの、全ても与えられています。このようにスタートすれば、多くのことが深いところまで分かるのは、当然ではないでしょうか?
手相を読むのに成功するには、コンビネーションを見ることが大切です。対象者の『宮』のタイプにくわえて、その方のもっているエネルギー、知的能力、良い意志、悪習、健康状態、その他の多くの重要な要素を考慮して、はじめて正しいバランスを得ることができるのです。
ここに手相学の難しさがあります。タイプを最初に取り上げると、初心者はタイプとともに考えなければならない、重要な陰の力についての知識がありません。一方、陰の力について最初に解説すると、学ぶ人はタイプについての知識が不足しています。
タイプが持つ性格については、おおまかなことをこの章で取り上げ、イラストAで場所も示しました。このイラストを参考にして、それぞれの『宮』の特質を心に留めておいてください。これだけで差し当たりの知識としては十分です。そこでまずは陰の力について、徹底的に見ていくことにしましょう。陰の力のことが良く分かったところで、タイプについて徹底的に語ります。そこでようやく分析に必要な知識が全てそろうことになります。
したがって『小丘』のタイプの最後の章で全体像が見えてくることになります。そうなると、いろいろなことを扱うときの難しさが最小となり、学ぶ人がもっとも使いやすい形ができ上がることになります。(基本終わり・続く)
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