第一回
恐竜絶滅の超真相!

恐竜はなぜ絶滅したのか? 中生代白亜紀末生物の大量絶滅が起こった。 陸上生物、海洋生物、飛行生物、この時期多くの生物が絶滅した。 最も劇的な絶滅として広く知られているのは恐竜の絶滅だ。
この大量絶滅の原因のもっとも有力な説は隕石衝突説である。 約6500万年前、中生代白亜紀の終わりに巨大な隕石が地球に衝突し地球環境に激変をもたらし、環境に適応できなかった恐竜は絶滅したのである。 実際に隕石の衝突痕もユカタン半島に見つかっている。 しかし恐竜のように大繁栄を遂げた種が、ただの一種類も残らず完全に絶滅してしまったのは何故なのだろうか。
第一章:恐竜の繁栄と衰退
恐竜が地上に出現したのは、今から約2億2500万年前、中生代3畳紀の中ごろの事である。

恐竜は、その骨盤の形で鳥盤目と竜盤目に大きく分類できるが、槽歯類の共通の祖先を持ち、最初に地上に現れた恐竜はイオラプターと呼ばれる2足歩行の恐竜である。 古生代ジュラ紀に入りこの2足歩行の獣脚類の祖先から、巨大な体と長い首を持った竜脚類や後のティラノサウルスに代表される大型の肉食獣脚類などが進化していった。 又、恐竜と共に海では魚竜、空では翼竜と爬虫類は大繁栄を遂げた。
ジュラ紀に最も繁栄したのは、ディプロドクスなどの巨大な竜脚類たちだ。
中生代白亜紀に入り、竜脚類の一部が衰退する一方、ティラノサウルス、トリケラトプス、パラサウロロフス等の様々なタイプの恐竜に分化していった。
特に白亜紀後期の恐竜は、バラエティーにとんでおり大変にユニークな特徴を備えたものが数多く見られるが、それもそのはずで恐竜が地上に現れてから1億年を遥かに超えているのである。 まさにこの時期恐竜は絶頂期を迎えていた。
しかし、この大繁栄を誇っていた恐竜は、今から6500万年前、突然のように絶滅してしまった。 この恐竜絶滅の原因には様々な説があるが、現在もっとも有力な説は巨大隕石衝突説である。
以前から恐竜が絶滅した白亜紀最後の地層K-T境界層に地球上にはほとんど存在しないイリジウムが大量に含まれているため、この時期に巨大な隕石が衝突して撒き上がった塵が世界中に降り積もったのではないかという仮説があった。 この巨大衝突を裏付けるようにメキシコのユカタン半島で衝突後と思われる巨大なクレーターが発見された事により、隕石衝突による絶滅説は揺るぎのないものになった。
では隕石衝突が何故恐竜を絶滅に追いやったのだろうか。 簡単に言うと恐竜は巨大隕石衝突の結果起こった「核の冬」によって凍死してしまったのである。 核の冬とは、隕石衝突の結果大気圏上層部に撒き上げられた大量の塵が太陽の光線を遮り急激に気温が低下する事を言う。 最初にこの理論が出てきた時は、核戦争の結果起こる地球規模の災害の研究からであった為、「核の冬」と言う名前がつけられたが、巨大隕石の衝突でも同様のことが起こるため「核の冬」の名前がそのまま使用されている。
この核の冬と隕石衝突によってもたらされた巨大津波や火山噴火、大地震により、恐竜のパラダイスは終焉を迎えたとする説が巨大隕石衝突説である。
参考文献:
- 教育社 ニュートン 1990年5月号・1990年9月号・1991年10月号・1992年7月号・1993年3月号・1993年6月号・1993年7月号・1994年6月号・1994年7月号・1995年4月号・1997年4月号・1998年8月号
- 他人書館 恐竜の私生活 福田芳生著
- 学習研究社 ムー 1999年12月号
- 誠文堂新光社 天文年鑑 1999年版
- 他人書館 恐竜の力学 R.M.アレクサンダー著
- 南江堂 ME技術の基礎知識 日本エム・イー学会監修
- 菜根出版 入門医用工学 島津秀昭著