そもそも、現在のビッグバン宇宙論は、矛盾だらけで明らかに何かが間違っている。プラズマ宇宙論が指摘するように、宇宙の秩序を保っている力に電磁気力は、やはり必要不可欠であろう。宇宙に充満するプラズマに電気が流れ、電位差が生じているとすると、太陽の活動そのものに大きな影響を与える可能性が十分にあるのだ。
太陽は、約11年周期で活動を強めたり弱めたりしている。この太陽活動の周期も、太陽自体に原因があるのではなく、銀河系における太陽の運動による位置関係が引き起こしている可能性がある。太陽の位置次第では、太陽活動が大きく変化するかもしれないのだ。現在でも、太陽の極大期においては、実際に電子機器に多大な影響が現れている。特に地球上を周回する人工衛星は、太陽の極大期に大きなフレア(太陽面の爆発現象)などが発生することによって、電子機器に故障が生じる事が判明している。
太陽面で大きなフレアが発生した場合、大量の荷電粒子が放出され、約2日後には地球軌道に到達する。このため、地球では磁気嵐が吹き荒れ、通信が乱され人工衛星や航空機の運行に悪影響を及ぼす。
ちなみに、最近まで極地方の夜空を彩るオーロラも、この荷電粒子(太陽風)が大気に衝突する事による発光現象と思われていた。しかし、最新の観測結果から、太陽風が直接衝突する事による発光ではない事が明らかになってきている。太陽風磁場と地球磁場の相互作用により、地球表面へ向かって強い電子の加速が起こり、この電子ビームが空気分子を励起させ発光させていたのだ。
オーロラという身近な現象でさえ、つい最近まではっきりしたメカニズムは、わかっていなかったわけである。太陽の活動が活発な時は、極地方ばかりでなく日本付近の低緯度地方でもオーロラが観測される事がある。

太陽から放出された荷電粒子のうち、電子機器に影響を与える物は大きく分けて3つある。第一が電子線、第二に重粒子線、第三がプラズマである。
このうち、電子線は半導体の特性を劣化させるなどの作用がある。次にプロトンなどの重粒子線は、半導体メモリーの内容を破壊したり、書き換えるなどの影響がある。プラズマは、機器全体を帯電させる事で思わぬ場所での放電を誘発し、機器を損傷させる。
しかし、地球は電離層により守られているため、これら太陽からの荷電粒子が地上の電子機器に影響を与える事はほとんど無い。一番大きな影響を受けるのは、宇宙空間にある人工衛星である。事実人工衛星では、電子機器は金属板で覆い電子線を遮蔽し、機器が帯電しないように様々な対策が講じられている。だが、エネルギーの大きな重粒子線については、遮蔽する手段は無い。したがって、もっとも電子機器にとって厄介な重粒子線については、書き換えられたメモリーのエラーを自動で検出し修正すると言う方法が取られている。
この様に、人工衛星については太陽からの荷電粒子対策には、万全な体制が取られている。しかし、地上の機器については、この様な対策は、ほとんどなされてはいないのが実情である。はたして、この様な事で大丈夫なのだろうか。忘れてはいけない!電子機器が広く使われるようになって、高々60年しか経っていないのである。この先、太陽で今まで観測された事も無いような巨大なフレアが起こる可能性を決して否定は出来ないのだ。
もし太陽表面で、想像を絶するようなフレアが発生したらどうなるだろうか。地球上の電子機器は、一瞬にして機能しなくなるかもしれない。急速なテクノロジーの進歩は、人間の生活を限りなく便利にしている。しかし、急速な発展であるからこそ実績の無い技術に、すべてを支配されるまでになってしまった。高60年では、電子機器の安定性などまったく実証されていないに等しいのだ。