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BBC番組苦情部門長 フレーザー・スチールからグラハム・ハンコックへの手紙2000年12月4日
British Broadcasting Corporation BBC番組苦情部門 2000年11月30日 親愛なるハンコック殿 ジョン・リンチが、今回の放送基準委員会の審議事項における私の役割について、彼とあなたの間の書簡でのあなたの発言に対し私の注意を喚起しました。私はこの件を明確にしたいと考えます。 あなたがこの事例において、私どもと異なる結論をどのように導いたであろうかを私は理解できますが、番組制作者の擁護者になるということは、私あるいは番組苦情部門の役割ではありません。私どもの第一の役割は、委員会から我々に持ち込まれた申し立てを調査することです。この方法としては、我々に直接持ち込まれた申し立てを我々が調べる方法と同じ方法によって、すなわち公平にしてかつ番組制作者の利益とは独立して調査し、さらにBBCの委員会への提出書類を準備することです。 我々は申し立てが、我々にとっての利点を含有していると認識しており、それはBBCの見解でもあり、そのように委員会にも告げている事柄であるからです。審議の書面によるやり取りおよび聴聞会の両方の段階において、我々は番組制作者の見解よりむしろBBCの見解を主張しているのです。あなたが反対の印象を持たれたのは、このケースではそれら両方の見解が一致しているという事実から生じているためであると私は考えております。私はあなたの申し立てに対して私が到達した見解が不公正ではないかとあなたが疑うことを妨げることはできません。しかし、それがわずか一点においてのみ委員会のそれと内容的に異なることを述べておきます。 あなたの持たれた印象は、聴聞会において新たな書面資料を提出しようとすることに対する私の反対と、私があなたのウェブサイトに関して取り上げた守秘性の問題によって明らかに強まりました。しかしそれには別の説明があります。すなわち、委員会自身の規則および手続きの問題であり、これは放送者側および原告同等に適用されるのです。あなたが聴聞会で新たな書面資料を導入することに対する私の反対は、その内容――私はそれを評価する立場にありません――のためではなく、委員会は例外的な場合を除き、聴聞会では新しい書面を受け取らないということにあります。恐らくこれが、委員会が私の反対を有効と認めた理由です。同様に、あなたのウェブサイトに(インタビューの)内容を掲載することについての私の懸念は、その内容のためではなく、ひとえに委員会が求める守秘性に関するものであり、このことは恐らく私からすでにご説明させていただいたと思います。また私は、"異例の措置を講じて委員会の弁護士に"あなたに手紙を書かせたようなことは全くありませんし、委員会に何かさせるということもできません(事実関係をはっきりさせますと、ファーガソン氏は資格のある弁護士ではありますが、「委員会の弁護士」ではなく委員会の事例責任者の一人にすぎないのです)。私にできることといえば、守秘義務違反と思われる事柄に委員会の注意を向けさせる程度のことです。聴聞会後にヘイル氏が第三者に送った電子メールに関してそうしたようにです。前回、私がそうしたとき、あなたがご自身所有の録音資料をもとにしていたことを知りませんでした。そうしたソースからのものが委員会の求める守秘義務の範囲外のものであることは、もちろん私も認めます。しかしながら私は、あなたがあなたの2つのインタビューのうち最初の一つのみを録音していたことをヘイル氏から教わりました。そして委員会の審議を通じてしか得られないもう一方のインタビューの内容に関することであれば、いかなるものにも守秘義務が生じると思われます。 これではっきりわかっていただけたかと思います。ウェブサイトにこの文面を新たに資料として加えたいということであれば、そのようにそうなさって結構です。 敬具
番組苦情部門長
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