「与那国島海底遺跡予備調査報告」
大地 舜
日程:7月31日〜8月4日
参加者:太田洋一、末芳樹、綿貫信一、大地舜
目的:
- 太田先生に海底遺跡の現場を見ていただき、今後の調査方針を立てる。
- 地上にある奇妙な岩や、山頂を訪ねて、海底遺跡との関係を考察する。
- 土地の古老に聞き取り調査して、伝承を聞く。
利用ダイビングショップ:
与那国ダイビングサービス(よしまる荘)
以上のような事で、石垣島と与那国島に行ってきましたが、結論から述べてしまいたいと思います。
結論:
1. 太田先生に海底遺跡の現場を見ていただき、今後の調査方針を立てる。
- 海底遺跡は立神岩の海底と、光の宮殿しかみることができませんでした。3日間居たにもかかわらず、遺跡ポイントも、2枚岩のそばの見張り台も波が荒く、次回の課題として残りました。
- 和泉用八郎さんのご意見では、東崎と東崎堆の間の海峡を調べたら面白いのでは? ということでした。黒潮の流れから言って、海底遺跡のあたりに何か人工物があったとしたら、この辺りの深い溝に落ち込んで、砂に埋もれているのではないか、というご意見です。
- 2枚岩のそばの見張り台(ハンコックさんが4年間にわたって調査した結果、もっとも人工的であるとして、今後の調査を期待しています)に付着している海洋付着物をはぎ取る作業をするのがよいと思います。それから太田先生などの専門家に見てもらったらいかがでしょう? この作業には若いプロダイバー集団が必要です。
- 海が荒れることが多く、かつ潮流の流れが早い与那国島でのダイブ調査は、ダイビング初心者にとって大変に危険。
2. 地上にある奇妙な岩や、山頂を訪ねて、海底遺跡との関係を考察する。
- まずミミ岩と呼ばれている3つの岩が連なる山に登りました。和泉用八郎さんが先頭に立って、鎌で草をなぎ払い案内してくださいました。その結果、写真のようにミミ岩の頂上まで登ることができました。この岩の側面にも波で浸食された後が残っていると太田先生が、言っています。岩は砂岩です。
- 次にティンダバナを訪問しました。この丘の頂上は牧場になっており、和泉さんの四駆で、登ることができ、楽でした。素晴らしい見晴らしでした。近所には石が参集している場所がありました。
- その後、立神岩が見えるところ、サンニヌ台を訪問。遺跡ポイントを見ていないので、特に比較もできずに終わりました。
3. 土地の古老に聞き取り調査して、伝承を聞く。
- 与那国島の歴史を書いた池間さんのご夫人に話を聞きましたが、基本的に与那国の歴史は500年しか分かっていないとのことです。ただし、500年前の記録に、すでに織物を織っていたことが書かれているので、すでに文化があったことが分かるそうです。江戸時代に大洪水があり、島には3名しか生き残れなかったという伝えもあるそうです。
- 私の印象では、与那国島で伝承を探すのは難しく、むしろ沖縄本島を含めた、ニライカナイ、マユンガナス、アカマタ・クロマタなどの来訪神との関係で、与那国の海底遺跡を見たほうが、よいように思えました。
今後の方針:
海底の調査:
- 2枚岩の見張り台を地質学的に調査するのがよいのではないでしょうか?
- 和泉さんが言う海峡の底は、太田先生にどういうことができるか、お聞きするのがよいと思います。また茂在先生が直感的にどう感じられるかも、お聞きしたいところです。
地上の調査:
以上
http://homepage2.nifty.com/mgondo/mozaiP/top1.html
与那国島海底遺跡プロジェクト
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