kitombo.com | 与那国島海底遺跡 
kitombo.com

「与那国島調査報告-人面岩」

権藤正勝

1/6


撮影
 沖縄県与那国島に通称「人面岩」あるいは「モアイ像」と言われている物がある。人面岩の場所は、遺跡ポイントから少しはなれた有名な観光ポイント立神岩のすぐ近くである。今回、黄トンボメンバーの大地舜さんが第三回与那国調査の予備調査として2002年11月22〜25日のあいだ人面岩周辺を徹底的に写真に撮ってきた。
 第三回与那国調査の報告は次回にして、今回は人面岩周辺の解析結果を報告したい。
 Pic.1は、人面岩を真横から撮影した写真である。一見して、窪んだ目と固く結ばれた口元が判別でき、何故、人名岩と呼ばれているかが解るだろう。

画像解析
 今回大地さんにより撮影された画像を基にした、詳細な解析を行ってみる事にした。とりあえずは、撮影された画像をコンピューターに取り込み、様々な方法を使用し撮影された画像自体を解析してみることにした。
 Pic.2は、コントラストと強度を極端に強調した人面岩の画像である。この画像から、人面岩と呼ばれている物が、顔面部と頭部に明確に分かれていることがわかるだろう。更に、頭部には筋のようなものが確認でき、何かをかぶっているようにも見える。
 人面岩の目の部分について、琉球大学の木村教授の新著によると眉毛のような物が確認できるとなっている。大地さんによるとそのような物は、確認できなかったと言う事だが、目の部分の拡大写真を基に目元を詳細に解析してみると、両眼の上部にくっきり線が浮かび上がってきた。(Pic.3)眉と言うよりはむしろ、マブタと表現する方が正解だろう。おそらく木村教授は、この線の事を眉と表現しているのであろう。又、眼窩の中にも木村教授の指摘通り、眼球と思われる出っ張りがあるのも確認できた。

 しかし、画像解析を進めているうちに思わぬ事実に気が付いた。なんと人面岩の奥に見え、人面岩と直交している岩隗にも顔らしき物が見えるのだ。そこで顔の部分を拡大し比較してみる事にした。Pic.4が奥に見える第二の人面岩でPic.5が人面岩である。どちらも被り物をした人の頭部に見えないだろうか。もう一つ注目したいのは、どちらの顔にも笑窪のような切れ込みがある点だろう。偶然というには、あまりにも出来すぎている。
 最後に、人面岩の細部にある線を、詳細に調べその線の部分を強調して一枚の画像に重ねた物が、Pic.5である。被り物がインデアンの羽飾りのように見え無いだろうか。このような羽飾りを、つけた人物のレリーフは、マヤの遺跡にも多く見ることができる。何らかのつながりがあるのだろうか?
与那国島海底遺跡プロジェクト
kitombo.com