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人面岩の3D計測と周辺観察の報告1

報告者  鈴木旭(あきら@すずき)

平成15年(2003)6月10日


 本報告は、3D画像生成装置(通称イメージャー)による人面岩計測作業の経過を報告するものであると同時に人面岩内外の事実関係について検証作業を進めた結果について報告するものである。尚、本件はシーマンズクラブの全面的な協力と援助なしには成立しなかったものであるが、同時に八木政幸氏(丸の内茂在会)の仲立ちによる極東貿易(株)とグループ黄トンボの相互理解、相互協力がなければ実現しなかったものであり、それぞれの理解と協力に対して冒頭から感謝を表したいと思う。

初日(5月21日/水曜日) 与那国島の下見
 午後3時15分、与那国空港に到着。極東貿易(株)のエンジニアの方々(加藤登志夫、角尾成基、染谷中一、村松清臣各氏)に伺ったところ、いずれも与那国島は初めて、ということだったので、綿貫事務局長が買い物、連絡、その他で走り回っている間に小型バスにて島内一周。要所々々を見ていただきながら、鈴木は作業場所となる新川鼻に皆さんを案内し、下見をしていただいた。


★作業所となる新川鼻は、どんなところか。与那国島全体の地理や地形、とりわけ、巨石群との位置関係を見ていただいた。★人面岩周辺を見ていただき、イメージャー(3D計測機)をどこにセットするか、ターゲットマークをどこに打つか、を決めた。★草木が伸び放題のジャングルを見た極東貿易のエンジニア諸氏は、半ばあきれ顔で「準備作業にかなりの時間と手間が掛かる」旨、鈴木に伝達。鈴木は予め用意された道具類の点検と作業の段取りについて打ち合わせをした。

2日目前半(5月22日/木曜日) 計測準備=清掃作業
 午前10時前、極東貿易(株)のエンジニア諸氏4名と与那国町職員2名、そして、鈴木の7名は、人面岩の前で与那国島の神様に作業の安全と与那国町民、関係者一同の幸せと益々の発展を祈願する神事を執り行なった後、レーザービームの動きを妨げる立ち木や灌木類の枝葉を払い、順次、ターゲットマークを打ち込んで行った。これが予想以上の大変な作業になった。

*ターゲットマークを確認中の染谷氏。
 ★人面岩の頭上にイメージャー(3D計測機)を上げ、2カ所にセットすることによって全体をスキャンできることを確認する。★セットポジションから見て障害物となる立ち木や灌木類の枝葉を落とし、人面岩の地肌を露出させるべく徹底した清掃作業を行なう。★要所々々にターゲットマークを打つ。それぞれのマークポイントから少なくとも3点のマークポイントが見える位置にマークを打つ。絶対座標は、すぐ横を通る道路工事に使用した座標点を転用した。

*ターゲットマークを打っている村松氏
2日目後半(5月22日/木曜日) 計測作業1および取材1
 計測準備作業が終了したのはお昼過ぎ。流しきった汗と空腹を補う弁当を使い、しばらく休憩した後、ようやく本作業に入る。いよいよ秒当たり62万5000ポイントのスキャンレート能力を持つイメージャーが動き出す。密林の中に持ち込まれた最先端技術の力がフルに発揮される時が来た。写真と同等か、それ以上の精密度を誇る3次元画像が得られるのが、最大の見せ場。
 ★お待ちかねの人面岩とその周辺のスキャニング作業が始まった。与那国町の立ち会い職員2名と鈴木の3名は、後ろに引っ込んで邪魔にならないように作業を見学。鈴木などはぐったりして動く元気なし。★スキャニング作業中、権藤氏到着。早速、スキャニング作業を見学しながら、周辺観察を開始。綿貫氏、鈴木も周辺観察を行なう。いろいろな発見と確認が進み、多大な成果を上げる。★その間、日本テレビの取材が入ったので、作業は一時中断。インタビューを受ける。

*3D計測機をセット。作業開始。


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