kitombo.com | 大ピラミッドの話 | 2007年5月14日 
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大ピラミッドの話
「春から夏へ」

今尾 いくる
5月14日

 今週5月17日が4回目の新月、従ってこの日から旧暦4月である。旧暦では1月から3月までが春、4月から6月までが夏ということになっているので今週から夏である。
 ただ、細かく言うと今年は月が遅い方にずれているため、暦の上では3月の最中から夏であった。というのも新暦5月2日が八十八夜で、これは春の開始日である立春から88日目のことである。八十八夜と言えばワンパターンであるが“夏も近づく、はちじゅーうはちや・・”で夏が近づいて茶摘となる。直ぐ後の6日が二十四節気の立夏。太陽の黄経は45度、立夏とは夏が立つ、即ち夏が来たというわけだ。だから夏の始まりは大体新暦5月6日ごろと定義されているのだ。
 ただしのただしであるが、二十四節気は、中国の気候を反映しているので、そのまま日本に当てはめると早すぎる傾向がある。日本の気候は、概略数週間からひと月遅れると考えれば良い。従って今は春から夏への変わり目である、という回りクドイわりに当り前の結論となる。
 旧暦4月は卯月である。卯月の卯は、今時分に花を咲かせる空木(ウツギ、ユキノシタ科の落葉低木)ことで、これが月の名前となったらしい。野山が新緑に彩られ、かえるが鳴き、竹の子が生えてくる季節であり、さらには陽気が益々良くなり、草木などが生茂るというのが季節の有様だ。
 標準的な暦では春と夏の境にいるが、実際の天候はと言えば、先日のゴールデン・ウイークでは暖かいというか暑く、半袖の人も多かった。東京でも4月30日には最高気温が25度を越す夏日になっている。平年よりひと月ほど早い気候もままある。立夏だから、ま、いっかという気持ちにもなるが、暖かすぎるようにも思う。昨今、温暖化傾向がはっきりしている。きちんと記録を調べたわけではないが、風も強くなっているように思う。
 日本ばかりでなく世界のあちこちで異常気象となっているが、オーストラリアの旱魃などで食料生産に影響が出ているようである。今後は、気象変化に注意するばかりでなく、実際に対応していかなければならないようである。

参考
<食料事情>世界的に悪化の懸念 需要急増や環境問題で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070503-00000032-mai-bus_all

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia) 二十四節気
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%8D%81%E5%9B%9B%E7%AF%80%E6%B0%97

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