8月13日が新月でこの日から旧暦7月である。7月といえば7日(新暦8月19日)は七夕。とっくに過ぎているので何を今更と思われるかも知れないが、今時分こそが祝われてきた七夕である。
七夕は、伝説や行事が混じって出来たものと言われているが、中でも織姫と彦星の話が有名で星の祭りとして定着している。星祭りの七夕は旧暦で祝うのが相応しいと思う。新暦七月七日は、梅雨の最中で見上げても雲しか無く星が見えない年も多い。一方旧暦7月の空は満天の星、天の川も良く見える。加えて今年の新暦7月7日は下弦の月近くであった。これでは、織姫が天の川をお月様の船で渡りたいと思っても、船が途中でひっくりかえってしまう。七夕は旧暦7月の、さらに7日の上弦の月あたりでなければいけないのだ。(参考:上弦の月と下弦の月はどう見える?)
因みに「たなばたさま」という童謡もありましたね。昔の雰囲気を伝えてくれます。
『たなばたさま』 権藤はなよ/林柳波作詞 下総皖一作曲
ささの葉さらさら
軒端(のきば)にゆれる
お星さまきらきら
きんぎん砂子(すなご)
五しきのたんざく
わたしがかいた
お星さまきらきら
空からみてるA
七夕が過ぎると盆である。今や新暦の影響を受けて8月13ッ15日に固定されているが、元はこれも旧暦7月13ッ15日の満月の行事なのだ。満月と言えば今月は16日(新暦8月28日)であり、今回は月が地球の本影にすっぽり入る皆既月食だそうだ。
さて7月の名称は文月(ふみづき、ふづき)であるが、七夕行事に詩歌を牽牛、織姫のニ星に献じたことや、書物を開いて夜気にさらす風習があることから、この名が付いたといわれているが、ハッキリした理由はわからないようだ。
暦を見ると、先週の8月8日が二十四節気の立秋で、この日から既に秋だ。来る23日が処暑、即ち暑さの止む時期、9月1日が二百十日。立春から数えてそれだけ経過した日でそろそろ台風の来る頃であり、稲の開花期でもある。9月8日が白露。冷気が増して草に露が落ちツバメが南に帰っていく時期である。毎日こうも暑くては季節の移りなど感じることが出来ないが、これらが本来の今日この頃なのだ。
上弦の月と下弦の月はどう見える?
http://koyomi.vis.ne.jp/directjp.cgi?http://koyomi.vis.ne.jp/reki_doc/doc_0215.htm