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大ピラミッドの話
「地球は今・・・」

今尾 いくる
9月22日

 ニュースと言えばテレビや新聞で知ることが多いと思いますが、最近はインターネットからも入るようになりました。お祭りから戦闘シーンあるいは選手の打席毎の結果まで各地のあらゆるニュースが、場合によってはライブで届くのです。この数年でニュースを得る機会が随分増えたように思います。世界は確実に狭くなっています。
 世界の隅々を知る事ができるようになった反面、どちらでも良いと言ったらお叱りを受けるかもしれませんが、重要で無い情報もドンドン流れてきて、ウルサイナと感じることもあります。さてこのような中、最近気になるニュースが二本ありました。

2002年8月3日 朝日新聞:地球がまたひしゃげ始めた
 地球は主に自転のために、正確な球形でなく赤道方向に少し平たい楕円体だが、球形に近づきつつあった。ところが、4年前から再びひしゃげ始めていることが、人工衛星の観測データを米航空宇宙局(NASA)などが分析して分かった。米科学誌サイエンス最新号で発表された。
 NASAのベンジャミン・チャオ博士らは、98年まで地球が球形に近づいていたことは、「氷河期が終わって南北高緯度にあった氷河や氷床が融け、地球を南北に押しつぶす力が弱くなったため」と説明する。
 なぜ、この傾向が逆転したかは不明とし、地球内部で、高緯度から低緯度地方へ質量が移動した可能性もあるという。

2003年5月4日 共同通信:地球の自転速くなった、30年前より400分の1秒
 地球の自転と時刻のずれを補正するため過去数十年間毎年のように挿入されてきた「うるう秒」であるが、この4年半の間挿入がない。これは自転が速くなったためで、実際地球が1回転する時間は30年前に比べ400分の1秒ほど短くなっているという。「気候変動のせい」「地球深部で巨大地震が起きた」−。原因をめぐり、さまざまな説が指摘されている。
 国立天文台の真鍋盛二教授は「自転は月の引力の影響で長期的には遅くなっており、今回速くなったのは地球の歴史からみれば一瞬」とした上で、原因について「風の分布が変わるなど気候変動が一因だろう」と指摘。
 川崎一朗京都大防災研究所教授は「地球深部の核とマントルの境界で巨大地震が起き、核の形が変化すれば回転速度が変わる可能性がある」と話している。

 これらのニュースが人々の関心を引くことは無かったようですが、ニュースが伝える事柄が正しければ、地球は今過去と違った動きをしているというのです。即ち地球規模で何かの変化が起きているのです。ただ変化といっても大異変がやってくるという類のものでもありませんので心配はご無用です。地球はもともとある種の変化をおこす惑星なのです。
 

お礼とお知らせ
 振り返りますれば今を去ること一年と九ヶ月前、コラム「大ピラミッドの話」を始めました。題目どおり大ピラミッドを書いていたのは最初の16週だけで、何かの拍子に海底遺跡の話を始めたら、それっきりずっと海に潜ったまま海底にある遺跡の話になってしまいました。まあギザの大ピラミッドも遺跡ですし、同じ方向ではあったわけですが…。
 で、今まで書かせていただき、北は北海道から南は琉球列島は日本最南端の波照間(はてるま)島や日本最西端の与那国島に至る日本全国津々浦々の読者の皆様−何人いらしたかはわかりませんーには拙文をお読みいただき深く感謝する次第であります。またコラムの運営に携わって戴いている方々にも深謝する次第です。
 で、これからですが、少しばかりペースダウンさせていただきたいと考えています。なぜと言われますと(別に聞いていない?)、少しですが息切れなのです。疲れたら休む、これは健康であるための鉄則です。
 といっても筆者の健康状態が悪い訳でなく、精神状態も自身の鑑定なので怪しめですがマア正常の範囲内、書く話題が無くなってしまった訳でもありません。大ピラミッドの多くの話も砂ならぬパソコンの未発表フォルダの中に埋もれていて陽の目を見るのを待っているです。従ってコラムを永久にやめてしまう訳ではありません。時を見て書かせて戴くつもりではあります。
 という様な訳で、申し訳ありませんが少々ペースダウンさせていただきます。悪しからずご了承ください。これまでのご愛読重ねてありがとうございました。

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