すっかりご無沙汰を致しました。皆さん、お元気でしたか?
さて、私はCSデジタル放送の仕事をしているということは多分
一番最初のコラムに記してあると思いますが、それ以降テレビの話は全くしていませんでした。でも別に仕事をしていなかったわけではありませんよ、念のため。
この業界も日々変化を遂げているわけですが、今回は巷で話題の(なっているのかしら?)『110度CS』について少し書いて見ようと思います。
今現在スカパー!の放送を受けることが出来る衛星は統計124度及び128度の方角にあります。さらに110度の方角にもうひとつ衛星が打ちあがっています。これを使ってスカパー!のような会社が2つ出来て、チャンネルを集めてスカパー!のようにたくさんの番組を放送することになりました。
そのスカパー!のような会社の一つで、4月1日から正式にスタートした『プラットワン』ではニュース・ドキュメンタリーからショッピングはもちろん、テレビ東京「進ぬ!電波少年」の仕掛け人T部長がプロデュースする「電波少年的放送局」なんていうのもあったりします。新聞のテレビ・ラジオ欄にも最近では衛星放送の番組紹介をするようになったので名前ぐらいはご存知かもしれませんが。
この放送局が3月から放送している番組に「たぶん世界で一番難しいクイズ番組」というのがありました。内容はスタジオに解答者が一人座っていて、問題が出されるわけです。とここまでは普通のクイズ番組と何ら変りは無いのですが、肝心なのは答えるタイミングです。出題者から「答えをどうぞ」と言われるまで一切口を開いてはいけないのです!しかもいつ「答えをどうぞ」と言われるか解答者はわからないというのですから困ったものです。だって軒並み出題されてから答えまで3日間もかかっているんですから!その間解答者はどうしているかというと、椅子に座ってじっとしている、水を飲む、軽い体操をする、眠る、ドクターチェックを受けるなどなどしてひたすら天の声を待つのみ・・これまでに何十人かの挑戦者が登場し、わずか数人しか解答できませんでした。そして映像はというとそんな何日間かの解答者の様子をただ放送するだけ。BGMは時計が時を刻む「チッ チッ」という音のみ。そして画面下には『答えをどうぞまであと○日○時間○分○秒』という表示が流れ続けるのです。こんな番組見たってつまらないじゃない?って思うでしょう?ところが、何とこのプラットワンの数あるチャンネルの中でもこの番組は常に高い視聴率を誇っているのだそうです。それは何故か?多分閉じ込められた人がどういう行動をとるか、ということを見ることが興味深いからだと思います。でもかくいう私も気になって3月中はよく見ていたんですけどね。
まあでもいくら地上波との差別化と言ったってここまでしなくたって・・と私などは思ってしまうのですが皆さんはいかがですか?
そうでなくても今現在スカパー!では180近い番組がひしめき合っているわけですからここから何を選ぶか、でまず悩んで、更に新しいCSでも何を選ぶか、で悩んでいるうちは良いのですが、だんだん自分の生活パターンと照らし合わせて見るようになると、「あれ?やっぱり見る時間がないや」てなことにもなり兼ねないわけです。
う〜む。いまひとつ伸び悩む原因がここにあったかもしれません。
そして、もうひとつのスカパー!のような会社というのが『スカパー!2』。文字通りスカパーが運営しています。
この会社のお話は次回ということに致しましょう。