kitombo.com | 手相の科学 | 2008年1月21日
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手相の科学
「手相の科学(108)
第24章 月宮(1)」

大地舜
1月21日

 第6番目の「宮」タイプは月の住人(ルーナリアン:訳では月宮人としておきます)です。手のこの位置は月の女神ルーナの「宮」と呼ばれてきたのですが、今では一般的に「月宮」と呼ばれるようになっています。この場所に星、三角、円、一本の縦線、四角、三叉などが、単体、あるいは複合的にあると「月宮」の特性が強まります。
 格子や十字、横線、アイランド、ドット、形の悪い星などここにあれば、この「宮」に性格面か健康面で欠陥があることを示します。この章で述べる色や爪のなどの要素で、どちらの面であるかが分かります(写真119)。
 「月宮」は手のパークッションの外に曲がる強さと、手の中の厚みで判断します。パークッションの膨らみが明らかに外にはり出しているならば、よく発達した「宮」だと見なします(写真120)。さらに厚みがあれば、つまり手の内側のパッドが極めて厚いならば、極めて強い「宮」だということになります(写真121)。もしもパークッションが突き出ており、パッドの厚みが異常に大きいならば、このかた行きすぎた月宮人です(写真122)。このタイプの「宮」に縦線があれば「宮」の特性が強まり、横線があれば、何か欠陥を持っています。
 もしも強い縦線が「宮」の全体を走っているならば、「宮」の強さがさらにまします。また何本かの縦線が近くに寄り添っているなら、これも強さが増大されます。「宮」の上にある側線は、手のひらが平坦でも、手のひらが中程度の発達をしているほどの力があります。手の脇がはり出しており、手に厚みがあり、さらに縦線が1本ないし複数あるようなら、これは月宮人としては行きすぎであり、このタイプとしては危険な領域に近づいています。
 「宮」は3つの部分に分けられます。上と中と下であり、それぞれ、指の3つの世界の特質と対応しています。またこれを見てこのタイプに特有の病気も判断できます。格子や横線、十字が「宮」の上にあったり、形の悪い星、アイランド、ドット、鎖、波形の線があれば、健康に問題があります。そういう時は手の色とか爪とか生命線、水星線を「宮」とともに検討して何が問題かを突き止めます。
 「月宮」の健康上の問題は、特に女性にとって重要です。なぜなら女性の病気に直接かかわっているからです。それが人生、気性、妊娠、将来の幸福に大きな影響を与えます。「宮」の上と中と下の3部分では、それぞれ別々の病気を示しています。そして「宮」の上中下のいずれかに病気のサインがあれば、健康問題があることがすぐに分かります。この方法では単に病気であることが分かるだけでなく、どんな病気なのかも分かります。
 手の脇の十字は間違って「旅行線」と呼ばれており、「旅」について何かを語るとされています。縦線は海上の旅で、横線は陸の旅だとかいわれていますが、これは古い手相見による解釈です。昔の手相見は女神ルーナが水を好むので、神経質で落ち着きがなく、旅による変化を好むとしてきたのです。そこで「宮」に強い線が見つかると、落ち着きの無さに拍車がかかり、できることなら旅に出たがる・・・としてきました。したがって縦線は旅行が好きで水が好きなので陸の旅よりも船旅を好むというのです。このような「旅行線」の古い見解についてここで述べたのは、このようなことよりも健康問題のほうが月宮人にとって重要なことを強調したかったからです。古い見方に従って、縦線があるから船旅を好むなどと診断されては困るので、ここで述べておきました。月宮にある縦線や横線は病気を示しているのです。これは特に女性にとって重要なポイントです。

(つづく)

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