時には、それぞれの指の先端のかたちが異なるときがあります。ヘラ状、四角状、円すい状、とんがり状の先端が一つの手に見られるのです。この場合、それぞれの先端のかたちが、その指の「宮」に独立した影響を与えます。
これまでに述べた7つのタイプに病気が影響していることがあります。それは「宮」を見れば分かりますが、同時にそれぞれの爪を詳しく検討して健康状態を見ます。たとえば爪の一つだけが滑らかで、それがフルート状だったら、その指のタイプの方は神経衰弱の傾向にあります。つまり爪のかたちと状態を見れば、健康状態が分かるのです。
たとえば薬指(太陽人)は心臓が弱いことが多いのです。そこでもし薬指の爪がフルート状であれば、この方は心臓が弱い傾向をもち、さらにフルート状であるため、極端に神経質です。
このような判断の仕方はすべての指に当てはまります。爪の色やかたち、肌理にみられる欠陥は、それぞれの指の「宮」の健康上の欠陥を示しています。顧客に2つ以上の欠陥があるようならば、爪を見てどちらが重大かを検討します。
たとえば、土星人(中指)は胆汁症や麻痺などになりやすいのです。爪が黄色ければ、胆汁症を患っているでしょう。フルート状やもろい爪は神経障害を示しています。爪が黄色くフルート状でもろいならば、その方は胆汁症と神経障害の両方に問題があります。このようにシステム的に爪と「宮」タイプの関係を見ていくと、顧客がどのような病気を持っているか、あるいは将来持つことになるかが正確に分かります。
次に指が短いかどうかを見ましょう。短い部類に入るならば、迅速に考え、迅速に行動するタイプの方なので、「宮」の働きにその影響が出ます。指の短い人々の特質は、迅速な思考と行動、衝動的で細かいことに我慢ができなく、すべての問題に全力で当たり、大望を持っていることであることを忘れないでください。この性格を「宮」の特質に当てはめてください。指1本だけが短い指の部類に入るならば、短い指の特質はその「宮」にだけ現れます。
指が長い場合は、その指の持ち主が細部を好むこと、のんびりしていること、猜疑心があること、小さなことに気を配ること、すべてに関して細かい性向があることを忘れないでください。このような性向を「宮」の特質に加えます。一つの指だけが長い場合は、その指の「宮」だけに性向を加えます。
節だらけの指に遭遇したら、この指が分析的、理屈っぽさ、捜査的な特質を持つことを想い出してください。メンタル面を示す最初の節だけが発達していたら、その方は、多くの知識を組織立って分類的に蓄えています。それらの特質が「宮」に加わるわけで、この方はこの「宮」を持つ方の中でも知的な方です。このタイプの方は知的に極めて組織立っていますが、物質的な面では組織立ってはいない傾向があるかもしれません。
この時点まで来たら指の先端を見てください。顧客の知的状態と知性はヘラ状、四角状、円すい状、とがり状でそれぞれ方向が変わってきます。もしも、一つの指だけに知的な節があるならば、その指の「宮」に知性を加えます。この場合、節のある指の「宮」がこの方の属する「宮」だと判断できます。
一方、物質的な節だけが発達している場合、この方は家や店、服装などの秩序と組織を保ちます。その特質をその指の「宮」に加えます。それが一つの指だけに見られるならば、その指の「宮」だけに当てはめます。
もしも両方の節が発達していたら、両方の特性を「宮」に当てはめます。もちろん、それが一つの指だけに見られるならば、その指の「宮」だけに当てはめます。
また滑らかな指は、芸術的本能に優れていることを示します。この方は理屈よりも、衝動と直感で行動します。そこでそれらの特質を「宮」に当てはめてください。滑らかさが一つの指だけに見られるならば、その指の「宮」だけに特性を当てはめます。
(つづく)