kitombo.com | 手相の科学 | 2007年3月12日
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手相の科学
「手相の科学(63) 第18章 
「宮」と指・・・どのように判断するか(4)」

大地舜
3月12日

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 心に留めておいて欲しいのは、短い指に、節のある関節とか、あらゆる種類の先端が備わっている可能性があることです。このような場合、短い指なので思考が迅速で、節のある指なので分析力に優れています。つまり、理屈つけが迅速な方ですが、それにさらに先端のかたちによって、実際的か幻想的かの、変化があります。
 滑らかな短い指は、すべての短い指でも最高の質を見せます。ヘラ状や四角状の先端なら、彼らはより実際的で行動もゆったりとしており、円すい状やとがり状ならば敏捷性が高まります。このような特質のすべてを「宮」の性格に加えてください。そのような特徴が一つの指だけに見られるなら、その指の「宮」だけに、その特質を加えます。
 指が長くて節のある関節が見られるなら、この方は長い指なので詳細を好み、節があるので分析力に長けます。その結果、この方は万事にスローでしょう。両方の性質が重なり合ってしまうのです。このような特徴が一つの指だけに見られるなら、その指の「宮」だけに、その特質を加えます。
 指が長くて、関節が滑らかな人は詳細を好みますが(長い指)、考えが迅速です(滑らかな関節)。指の先端がヘラ状や四角状ならば、長い指の詳細さは実際的になります。円すい状やとがり状なら、素早く思考するようになり、長い指の厳しい詳細さは減少します。これらを「宮」にも当てはめてください。このような特徴が一つの指だけに見られるなら、その指の「宮」だけにこれらの特質を加えます。
 爪が極めて短いならば、その特質を、節のある指や長い指に加えます。
 爪の色は、これまで述べてきたさまざまな指に、色の特徴を加えます。
 手を観て、すべての「宮」が均等に発達していたら、バランスのとれた性格の持ち主です。すべての「宮」のタイプの好いところを持っているのです。このような手を持つ方は、気性も穏やかですし、物の見方も寛容ですし、理屈に敏感に反応し、健康で、一つの「宮」が飛び抜けた方よりもバランスがとれています。
 このようにバランスの取れた手の場合、主導的な「宮」を見つけるには、「宮」の上に優れた縦線があるかどうか、あるいは特に長い指かどうかをヒントにします。また、木星宮、土星宮、太陽宮、水星宮の頂上を明確に把握することが重要です(写真・図91abcの3枚を参照)。これを確認すると、「宮」の頂上が中央にあるか、あるいはほかの「宮」に引き寄せられているかが分かります。すべての「宮」が同じように発達しているバランスのある手を観る場合、このように観察すれば、どの「宮」が他の「宮」に影響されず、強く独立して存在しているかが分かります。
 このように「宮」の頂上の位置、縦線のあるなし、指の長短を見ていきますが、それでも「宮」の違いが分からなければ、指の先端がもっとも四角状、あるいはヘラ状のものを選びます。あるいは第一関節の節が発達している指の「宮」を選びます。
 時にはバランスがあまりにも好くて困るときがあります。一方、際立った性格を持つ人は判断が楽です。バランスのとれた人は、あなたの伎倆をテストするよいチャンスなのです。顧客に「あなたはバランスがとれています」というだけでは不十分とあなたも感じるでしょう。そこで顧客についてもっと知りたいわけですが、それには顧客が属するタイプを発見する必要があります。
 それにはまず「宮」の頂上が存在する場所を正確に把握することを学ばなくてはなりません。写真 91aを見てください。皮膚の毛管の配列を写真に撮った物です。毛管によって小さな3角形が造られている事に注目してください。この3角形の中心が「宮」の頂上であり中央部分です。
 この頂上が、「宮」の最も目立つ肉付きの好いところにあるかどうかは問題ではありません。多くの初心者は、もっとも肉付きの好いところが「宮」の頂上だと思っていますが、それは正確ではありません。毛管によって形成された3角形のところが頂点なのです。

(つづく)

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