kitombo.com | 手相の科学 | 2007年4月16日
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手相の科学
「手相の科学(68) 第19章
木星宮(4)」

大地舜
4月16日

(写真はクリックすると大きくなります)

 木星人の爪を見てみましょう。爪の特徴により、何が強くなり、弱くなるのかを思い出してください。
 木星人は基本的に健康タイプですから、不健康な爪が見つかるケースは稀です。それでも時には病魔が襲うので、注意深く観察してください。神経質なフルート状の爪は肌理、形、もろさなどを見て判断します。爪が示す神経過敏なレベルを顧客に当てはめます。胆汁症の爪はまず見つからないでしょう。幅の広いたくましい爪にはよく出会うでしょう。
 気質や性格は短い爪、癖のある爪、あるいは開放的で素直な爪(The open, honest nail)で示されます。爪が非常に短い場合、この木星人の先頭に立ちたいという意欲は熾烈で攻撃的です。その結果は、過剰な強さの発揮となって現れます。開放的で素直な爪がベストで、このタイプの場合は、すべての優れた面が発揮されます。
 手には毛があると思って良いでしょう。木星人は強靭な体をしていますし、毛はその強さの象徴です。毛の色が何色かを注意深く観察してください。また、粗いか繊細かどうかも見てください。それらが木星人の性格がどのように発現するかを示しています。
 毛の色が明るいなら、この方は熱烈さがそれほどでもなく、官能的・肉欲的でもなく、このタイプ特有の病気にもかかりにくいでしょう。彼は沈着で冷たく、それほど人々を惹きつけないかもしれませんが、怠け者ではなく、きわめて実際的で野心を強烈に決意とともに追求します。
 黒い毛の場合は、輝き、炎、熱情が加わります。同時に東洋的な官能主義になる傾向があり、安逸を好みます。この傾向によって美食を好み、健康を損ねることが多いのです。
 手全体を見ると、この方がどの方面で活躍するかがわかります。頭脳の世界が顕著ならば、この方の野心は文学の世界にあります。この方は作家となり、偉大な指導者や政治家、将軍について書きます。彼の仕事は頭脳的なものですが、書くテーマは木星人らしく、支配と指導力などになってきます。
 もしも真ん中の世界が顕著ならば、この方はビジネスの世界、商業世界で活躍します。
 もしも下側の3分の1が顕著ならば、もともと官能的・肉欲的な方なのに、さらにその傾向が強まります。その結果は、よくありません。
 最善の組み合わせは上の二つの世界です。次によいのは下側の二つの世界の組み合わせです。下側の組み合わせの場合は、真ん中の世界が持つ常識が下の世界を制御するからよいのです。真ん中をなくして、上と下だけの世界になると、官能的・肉欲的な夢想家が生まれます。
 同じ法則は、それぞれの指、特に木星の指(人さし指)に当てはめられます。
 精神世界(mental)か、抽象世界(abstract)か、それとも物質世界が支配的なのかを見ますが、それには各指節の長さを見ます。人さし指が長いなら、どの指節が一番長いかを見てください。指が短い場合はどの指節が一番短いのかを見てください。この方法でどの世界が特出しているか、あるいは不足しているかが分かります。長い指で、すべての指節が同じように長い場合もあります。
 人差し指(木星人)が中指(土星人)の第一指節の中ごろまで達しているならば、この木星人の指導者になりたいという欲望はそれほど過剰ではありません。人差し指の長さが中指と並ぶようなら、この方の権力への欲求は非常に高いでしょう。さらに中指よりも長いならば、この方は絶対的な暴君です。
 人差し指の長さが中指の第一関節まで達していないならば、たとえ木星宮が強くても、この方は純粋な木星人ではありません(写真95)。なぜならこの方は指導する能力がないからです。このようなケースでも、野心、信仰心、名誉欲は残りますが、木星人の本来の強さは存在しません。

(つづく)

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