皮膚の肌理を見るとその方がどの程度洗練されているかが分かります。肌理が細かいならば、その方のタイプのレベルが上がります。肌理が粗いと下がります。したがって、肌理が細かければタイプの良い面が出て来ます。優しさや同情心が高まり、官能主義が減るのです。美しい姿や色を喜びますが、悪の考えに支配されることはありません。
大きな「宮」あるいは大きすぎる「宮」で全体が格子状の線が入っていても、肌理が細かいならば、この方の情熱は洗練されており、愛も理想主義的で純粋です。このかたはセックスに強く魅かれますが、魅了されるのは本人と同程度に洗練されたかたにです。この方はすべてが洗練された方法で行われないと楽しくないのです。
肌のきめの粗い方は、性格も粗いことを示しています。行動は肌理の細かい方と正反対です。金星宮が大きくて格子の線がたくさん入っている場合は、セックスの対象に相手を選びません。心とか道義とかの洗練を問わず、皮膚の色も問わず、ただ肉体的な喜びのみを追及します。肌のきめの粗い金星人は利己的だといえるでしょう。他の方の意向を気にせずに快楽に浸るからです。特に親指が非常に硬い場合は自己中心的です。
手の密度はその方がどのくらいのエネルギーを持っているかを示します。たるんでいるならば、快楽追及者で、価値ある仕事とか人生を有意義にするなどということでは、この方は動きません。このかたは快楽を求めますが、ものぐさなので、それもどちらかというと受け身でしょう。
ソフトな手を持つ方は、たるんでいる手を持つ方よりは、人生で役に立ちます。やはり怠け者ですが、働くことも出来ます。
柔軟性のある手は優れた特質です。金星人にはふさわしい手で、知的なエネルギーが金星人の特質の良い面を引き出します。相変わらず魅力的で愛すべき存在で、同情心に溢れていますが、実際的で現実的になり、官能的なところが減ります。たるんだ手は快楽を求める思考で時間を潰しますが、柔軟性のある手は、持ち主を行動に駆り立てるので、低俗な面がでてきません。
「悪魔は怠け者の手を使っていたずらをする」と言いますが、それはたるんだ手を持つ金星人に当てはまります。柔軟性のある手を持つ金星人は、幸せで明るく、健康です。人生は満たされており、低俗な欲求に支配されてはいないでしょう。
固い手は金星人の特質が、賢くないエネルギーで動かされていることを示します。その結果、この方は平凡で、あまり洗練されておらず、無知にもかかわらず熱烈な面があります。強い欲求がありますが、それを愚鈍な方法で満たそうとします。このようなタイプは、子だくさんの貧しい家庭の親によく見られます。この方の愛情、同情、親切は欲望に隷属しています。
柔軟性のある手は伸縮性のある心の存在を示します。非常に知性が高く、緊迫感を持った方で才能豊かです。しかし極端に走る傾向があり、多様性があり、褒められることや快楽をこのみます。したがって柔軟性のある手を持つ金星人は優れたバランスを保つことが大事です。彼らは魅力的で多くの崇拝者をもち、誘惑も多くあります。この方に必要なのは深く明瞭な頭脳線と優れた親指です。これらが存在すれば人生を無駄にすることも無いでしょう。
通常、伸縮性のある柔軟な手を持つ方は、バランスもとれており、自己コントロールも出来て、抑制する心も持っています。金星人特有の習性も強いのですが、流されることは少ないのです。したがって快楽を追い求めることはありません。彼らは人生の戦いにおいて多くの勝利を収めますが、それは彼らが魅力的だからです。
まず「宮」が官能的か、過剰か、滑らかで平凡なのかを見ましょう。その背後に通常の伸縮性があるかどうかを見て、判断を下します。
硬い手は硬い心を示します。つまり性格に柔軟性がありません。この方は官能に溺れやすく、低俗な考えや趣向にはまりやすいでしょう。この方は同情心や寛容に欠け、音楽も好きではありませんし、自然の美や花の美しさにも感動しません。柔軟性のある手を持つ方とは正反対です。この方の望みは低級ですし、すべての面で粗野であり、ケチで利己的でしょう。この方には金星人の良いところが見られません。低級な面と狭い視野が観られるだけです。
(つづく)