kitombo.com | 手相の科学 | 2008年6月9日
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手相の科学
「手相の科学(124)
第25章 金星宮(8)」

大地舜
6月9日

 手は全体で三つの世界を表現しています。金星人の場合、火星人ほどではありませんが、この傾向に影響されます。
 指が長く、特に第一指節が長い場合、メンタルな世界がこの方を支配します。愛は理想主義的で、同情心は篤く、知的な寛大さがあります。この方は音楽、詩、恋愛を好みますが、世俗的ではなく高邁です。
 手の真ん中部分と指の第二指節が強く発達していれば、この方の実用的な考え方が強まり、理想主義が弱くなります。人類との同族意識は強く、親指に柔軟性があれば、同情心も旺盛です。この方は、温かく愛しますが優れたバランス感覚を持っています。上の世界の理想主義にも下界の官能主義にも流されません。彼らは強烈な金星人の特質をもちますが、コントロールできます。
 一方、手のひらの下部が膨らんで大きく、上部よりも強く発達している方は、低俗な世界の欲求に支配されます。強烈な激情が彼を炎上させ、すべての人々を自分の欲求を満足させるのにどのくらい役に立つか、という視点から考えます。純粋な理想主義的な愛は存在しません。人々とのつながりは肉体的欲求から生まれます。手の下部の発達が異常に大きく、第三指節が厚く、第一指節が短く、金星宮が赤く、深い格子状の線が入っており、親指が貧弱ならば、この方は欲望を満足させるために殺人すら犯すかもしれません。強姦者には、よくこのような手の特徴が見られます。
 指と他の「宮」についても調べてください。どのタイプが二番目に支配的かを見るのです。さらにそれらのタイプのどの面が強いかも判断します。金星人に木星人の野心が無く、土星人の知恵と冷静さが無く、水星人の鋭さが備わっていなければ世俗的なビジネス世界などでは成功できません。
 愛すべき存在で魅力的な金星人にも、成功するには他のタイプの特質が必要です。二番目や三番目のタイプがなんであれ、それらは金星人の特質を助ける駆動力です。
 太陽人だと、金星人と似たような特質をたくさん持ちすぎているかもしれません。そこであまり良い組み合わせとは言えないでしょう。土星人もタイプとしてはあまり良い組み合わせではありません。想像力が逞しくなりすぎると激情に油が注がれますが、怠惰になるかもしれません。金星人を完成させるには木星人、土星人、水星人、火星人の特質の一部が必要です。
 指の先端も物語を語ります。
 先端が尖っていれば理想主義的傾向があります。夢を見る傾向もあるので実際的ではなくなりますが、愛すべき方で魅力的です。彼らは温室育ちで、愛したり遊んだりには適性がありますが、過酷な現実世界での苦難に対しては不向きです。
 円すい形の先端ならば芸術的センスがあります。
 四角い先端ならば、実際的な性格で、習慣も常識的で、服装もきちんとしており、物事のやり方が整然としています。繊細な四角状の先端はよく見られますが、幅の広い真四角な先端は稀です。
 ヘラ状の先端は、持ち主にエネルギーと炎と独創性を与えます。この方はいつでも準備ができており、防衛体制も固いでしょう。考えていることもスピーチなども、常にその場に適合しています。
 ヘラ状の先端は金星人にとっては良い組み合わせです。なぜならヘラ状の方に、同情心や愛が生まれ人間的になるからです。この組み合わせの方々は、馬・犬などすべてのペットが大好きでしょう。彼らは安定した感情で人々を愛し、独創的なアイデアをもち、ゲームを好み、技術があり、優雅で魅力的です。彼らは子供たちを情熱的に愛し、誰に対しても優しく穏やかです。

(つづく)

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