太陽人は自分の考えを表明することを、決して恐れません。彼は思ったことを自由に喋りますし、話している自分が好きです。本能的に宗教的ですし、他のテーマと同様に宗教や宇宙の仕組みにも造詣が深いでしょう。彼は狂信的でも迷信的でも懐疑的でもありません。彼は喜んで宗教的信仰を受け入れる性格です。さらに彼が優れているのはオカルト科学の分野であり、素晴らしいことが出来るでしょう。彼はそれをどのようにして行うかを説明できません。別に勉強したから出来るのではないことは知っています。実のところオカルト的な科学に強いのは、彼が極めて直観的な人だからです。
彼は陽気でハッピーで明るく、気は短いほうで烈火のように怒りますが、怒りは長く続きませんし、後まで糸を引くこともありません。悪意をいつまでも持ち続けるようなことはありませんし、最大の敵でも友達扱いできる能力を持っています。長く続く友人はいませんが、きらめく才能の持ち主なので友人を惹きつけ、配下にしてしまいます。でも彼自身が友情を長く持ち続けるタイプの人ではないので、彼の友人たちも真の友情を彼に対して感じることはありません。
彼は快楽を好みますし派手ですが、太陽人の良いタイプならば、好色でも肉欲的でもありません。宴会が大好きで、食後の気の利いた会話をこのみ、音楽・装飾・美しい服・食卓を飾る美味しい料理も大好きです。美しい女性をこのみ、洗練された服装を好みますが、俗っぽい欲望の虜にはなりません。放蕩の誘惑にすぐに落ちそうに見えますが、抵抗力を持っています。あらゆる種類の娯楽を好みますが、そのあり方が自然でないと、彼は嫌なのです。
彼は偉大な旅行家で、世界を旅することを好みます。正直で、自分の欠点もすぐに認めます。同時に自分の優れている面も自覚しており、それを否定しません。彼が盗みをすることはありません。なぜならお金を得ることは彼にとって簡単なことだからです。彼は名声を得たいと正直に思っており、実際に手に入れるでしょう。彼が輝く才能に頼らず、地道な努力をするならば、彼の名声が高まる可能性が強まり、また名声のレベルも高くなるでしょう。彼がその才能と、心・体の優秀さを一つの職業に捧げることが出来れば、世界を支配します。私たちのあいだで、彼は輝く可能性を秘めた、肉体的にも知的にも素晴らしく、楽しく、喜びに満ちた役に立つ人です。しかし、あまりにも才能が多彩なので、時には「何でも屋」になってしまうことがあります。
結婚で、太陽人は、不幸になることが多いようです。彼は結婚を当たり前と考えます。土星人のように人々を嫌い、結婚を避けるようなことはありません。太陽人の問題は理想が高いことです。彼は優秀ですが、同じ優秀さを伴侶にも求めます。人間性とは弱いものです・・・人類の中でも最も優秀な人々は、時に自分よりも劣った人を伴侶に求めることが多いのです。このようなことが太陽人に起こると、彼は失望し、結婚は失敗に終わります。太陽人の多くにこのような事が起こるので、リーディングをするときには気をつけてください。
悪いタイプの太陽人も居ます。このタイプかどうかは、「宮」をみて指を検討すれば分かります。第3指節が太く、第1指節が短く、薬指が曲がっており、爪が短く、手の質が硬く、柔軟性がないなどの傾向があれば、その程度によって太陽人の知的能力、優れた性質が減じられます。このようなタイプはベストの太陽人を卑小化したもので、平凡で、ベストの太陽人が持つ美しさもありません。髪の毛は硬く、ぱりぱりで、薄汚い黄色が見えます。肌色も赤か黄ばんでおり、眼に問題のあることも多く、清潔で几帳面で、芸術的な人、という太陽人のイメージからはほど遠くなります。
悪いタイプの太陽人はうぬぼれが強く、自画自賛し、自分の能力に自信を持っています。彼は見せびらかすことを好み、物質世界に支配されていますが、お金儲けの才もなく、貧乏です。彼は欲望が強く、人々には、自分がいかに才能があるかを訴えます。俳優になりたがることが多いようですが、自己評価が高すぎるのです。それを否定・拒絶されると彼は怒り、復讐を思い、不当に扱われていると思います。彼が成功できないのは、他の人々の陰謀によるものだと思い込みます。やがて彼自身が陰謀を企てるようになり、結果を出そうと暴挙に出ます。彼は不幸な失敗者ですが、犯罪人になることは稀です。ベストのタイプと最悪のタイプの間には、多くの中間タイプがあります。さらに太陽人の特質には他のタイプの特質も加わり緩和されることもあります。
(つづく)