kitombo.com | 手相の科学 | 2008年9月1日
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手相の科学
「手相の科学(131)
第二部  第二章(2)」

大地舜
9月1日

 人間の体を研究すればするほど、それは電気的な動力のようだということが分かります。そして生命の流れ(ライフカレント)は、動力を駆動させる電気の流れのようです。電気の流れについては誰でも知っています。そこで手相学を教えるときに、電気の流れを比喩に使うのが、もっとも優れていることに気がつきました。ライフカレントが心の絵を運搬して手の線となるのです。そこでこのライフカレントのことを、今後は電気流と呼びます。
 電気流は、人差し指(木星人)から体内にはいり、最初にハートライン(感情線)に達し駆動させ、次にヘッドライン(頭脳線)に到達して頭脳を覚醒させます。感情と頭脳が動き始めると生命が始まります。電気流はライフライン(生命線)に到達してコースに沿って移動します。線の研究では、電気流は手の中で完結すると考えます。つまり電気流はライフライン(生命線)を通り抜け、土星線、太陽線、水星線をたどり、それぞれの指(中指・薬指。小指)から外に出ていきます。
 だからこそハートライン(感情線)の始まりは、木星宮・人差し指の下からになっているのです。ハートラインはここから始まり、手を横切ってパークッション(小指の下側の膨らみ)に達しています。頭脳線も同じ方向に読みます。つまり人差し指の下から下方に向かいます。
 これら3本の線の始まりの部分は、人生の初期を示します。線の終わりの部分は、人生の後期を示します。当然中間部分は人生の中期を示します。電気流が線に達して初めて人生が駆動されます。土星線はライフライン(生命線)の終わりの部分から電気流を受け取るので、下から上に読み取ります。つまり土星線の下の部分が人生の初期を示し、最上部が晩期を示し、中間部分が中期を示しているのです。太陽線と水星線も同じ方向に見ていきます。
 手には主たる線が6つあります。ハートライン(感情線)、ヘッドライン(頭脳線)、ライフライン(生命線)、サターンライン(土星線)、アポロライン(太陽線)、マーキュリーライン(水星線)です。それぞれが異なった特質を示しています。マーキュリーライン(水星線)は肝臓線とか肝線とか、健康線とかも呼ばれますが、実際的には水星線なので、ここでは水星線と呼びます。
 主たる6つの線に加えて、7つの補助的な線が存在します。それらはソロモンの輪、土星の輪、金星帯、愛情線、火星線、直観線と3つの腕輪です。腕輪は3つありますが、考慮に値するのは一番上のものだけです。
 もう一つ補助的な線があります。名前は好色線で、水星線の姉妹とされています。私はこの線は単なる偶然の線だと見なしています。そこで私は補助的な線としての地位を与えません。
 この13の線は、相対的に見て、常に手の同じ場所に見つかります。しかし線の始まりと終わりまでのコースは無限に変化します。すこし練習すれば線の存在はすぐに分かるようになりますし、存在しないことも分かるようになります。すべての手に主要な線が存在するわけではありませんが、いくつかは存在します。ハートライン(感情線)が存在しないことはめったにありませんが、頭脳線が存在しない例は、もっと少ないでしょう。頭脳線は99%の場合、手に存在しますが、時には非常に短いことがあります。
 生命線がまったく存在しないという例も稀ですが、そういう手を見たことはあります。この方は肉体的な逞しさがまったく無く、神経の力だけで生きている方でした。
 土星線が存在しないことはよくあります。太陽線と水星線も同じです。補助的な線は見つかることもあり、見つからないこともあります。これらは特殊な性質を示しているので、ある種の特質がないと見られません。

(つづく)

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