kitombo.com | 手相の科学 | 2007年10月8日
kitombo.com

手相の科学
「手相の科学(93)
第22章 水星宮(1)」

大地舜
10月8日

(写真はクリックすると大きくなります)

 第四番目の「宮」タイプは水星人です。水星人は水星の指(小指)とそこにある「宮」で判明します。水星人は性格がはっきりしており、演説家、科学者、医師、法律家として力を発揮します。またビジネスマンとしても非常に成功します。
 水星人が顧客になったら、まず発見すべきは、彼のどの面が最も強いかです。良い人なのか悪い人なのかをまず見分けてください。水星人は簡単に不正直になる傾向があるのです。良い人ならば、すべての「宮」タイプの中でも、もっとも成功するでしょう。ところが悪いタイプの水星人には大嘘つき、詐欺師、ペテン師がたくさんいるのです。このため、水星人を判断するには注意深さが必要です。他の「宮」タイプに比べて多くの異なった要素が組み合わされてきます。
 一般的に言って、水星人は成功者ですが、その主な理由は彼が鋭敏で、特に人の性格を正確に判断できることにあります。さらに水星人は手に技術を持つことが出来ますし、疲れを知らないエネルギーを持っています。法律と医学の専門分野において、彼は本領を発揮するでしょう。特に法律では本来の鋭敏さに表現力が加わり、彼を大いに助けます。水星人は優れた作家で抜け目ないビジネスマンで、どちらの職業でも偉大な成功を収めます。
 水星宮のところに印、三角形、円、一本の直線、三つ又、四角が単独で、あるいは組み合わさって存在していると「宮」の特質が強まります。横線、格子、十字、島、点などが存在すれば、「宮」の特質に欠陥があることになります。欠陥は、健康か性格にでるのですが、それを見分けるには爪や色を見ます(写真105)。
 水星宮が良く発達していれば・・・つまり小指が長く大きく、「宮」の頂上が小指の根元の中央にあれば・・・この方は水星人です(写真106)。
 水星人はすべてのタイプの中で、もっとも活動的で俊敏です。この活動は肉体的な行動力だけでなく、知的敏活さを含みます。彼の直観は閃光のようにきらめき、知的・肉体的に、敏捷さを試されることを好みます。彼の動きには優雅さがあり、やることすべてにおいて上手です。
 どんなゲームでも彼は上手で、手だけでなく頭で闘います。彼が勝つのはプレーを計画し、敵の能力を抜け目なく見抜くからです。スポーツにおいても、盲目的・動物的な強靭さではなく、機敏さと技術を必要とする場合は、彼が勝利するでしょう。
 論争は水星人の得意とするところです。彼よりも表現力に富む人は少ないのです。この特徴に彼の迅速さが加わることで、わずかな可能性しかなくても、あらゆる機会を捉え活用することが出来て、先頭に立てるのです。彼は特に雄弁術に長け、人を動かします。彼は辛辣ですし、自己表現も上手で気転が利き、抜け目がありません。そこで正しいタイミングで正しいことを言うので、多くの友を勝ちえます。夕食会の後の講演者としても成功します。言葉の論争でも冗談でも、彼に対抗できる人は少ないでしょう。
 水星人が成功する大事な要素の一つは、人間性や人々の性格を見抜く優れた能力にあります。彼は合う人すべてを知能で評価し、敏速な知力と抜け目の無さで友人を作り、望みのものを手に入れます。彼は機敏で、ずる賢く、常に陰謀をもつ策士で、頭の良さと、口の巧さと、直感力を使って世間を泳ぎます。
 この人は危険だ、とあなたは思うかも知れません。実のところ、まさにその通りです。他のタイプに比べて水星人は、政治力、ずる賢さ、戦略、説得力、洞察力、抜け目ない接近方法などにおいてはるかに優れているのです。この力があるので彼は影響力を持ちます。悪いタイプの水星人ならば人々から怖れられるでしょう。
 彼は賢い管理者で、人々の背後に君臨し、人々を操り、彼のやりたいことを実行させるのが上手です。彼が人々にたいして力を持つのは、彼の計画が抜け目なく、必要に応じて、他の人々にその計画を実行させることが出来ることにあります。彼は人間性を深く理解しており、それを自己の利益のために上手に利用します。彼は怠け者ではありません。彼は働き者です。だからこそあらゆるチャンスを見逃さず、あらゆる時間を効果的に使えるのです。

(つづく)

これまでのコラム
kitombo.com