個々のサイン
しま(島)模様

次の欠陥はしま(島)模様です(第3図)。この印は多くの手相見によって誤解され、間違った判断が下されています。第一に、しま模様は一つのサインではありません。しま(島)模様は分離した線が本線に戻ることによって生まれます。
チャンス線も似たようにしま(島)模様を作るときがありますが、これは本物のしま模様ではありません(第3図B)。チャンス線の場合は、単に重なりあい、お互いの力に干渉しているだけで、本物の「島」ではありません。
ここで強調しておきますが、本物の「島」は本線に出来ます。本線から別れた線が本線にもどって出来るのが「島」です。これ以外に「島」ができることはありません。「島」の大きさはいろいろです。拡大鏡を使ってようやく判明するものもありますし、大きくて、すぐに目を引き寄せられる「島」もあります。
「島」のような形を見つけたら「島」だと宣言する前に、主要な線から生まれていることを確認してください。チャンス線が主要な線や予備的な線と交わって出来ているならば、チャンス線は別に判断してください。これは「島」ではありません。
手相見が「島」の判断を誤るのは、チャンス線が創る島のような模様が、できのわるい「島」模様とよく似ているせいです。「島」の性格自体については、十分に理解されていると思います。
「島」は常に欠陥です。常に妨害する要素で、何か問題があることを示すので、その要因を探さなくてはなりません。「島」があると言うことは、電気流の流れが分かれてしまうことです。半分は「島」の片側を流れ、もう半分が反対側を流れます。そして再び本線に戻ります。
「島」という名前は、もちろん地形から来ていますが、手の「島」は線に囲まれており、まさに孤立した島に見えます。「島」は本来の力を分割させる邪魔な存在です。「島」の大きさと長さが、妨害の程度と期間の長さを示しています。また「島」が始まる位置から、何歳頃に本来の力が弱まったかが分かります。
ここでは「島」の意味について一般的な解説をするに留めます。詳細についてはそれぞれの線を解説するさいに述べましょう。したがって「島」を見つけたら、電気流が分散されていること、力強い流れが妨害されていること、その期間、線が弱くなっていること、必ず何らかの問題があるので、それを探すことを覚えていてください。
破断した線
第4図のように破断した線にはよくお目にかかりますが、これは良くない状態を示します。この場合、電気流はまるで電線が切れたように、流れが止められています。このような破断は欠陥の結果に大きな影響を与えます。線の破断の深刻さを正確に素早く判断するには電気流の理論が役立ちます。
理論は次のようなものです。電気流の流れが止められたら、すぐに修復が必要です。修復が無いと電気流は本線から川の洪水のように、外に流れてしまいます。つまり破壊される被害の領域が広がります。
線の破断の間隔が狭く、そのすぐ後に鮮明な線が続いているなら、電気流は、小さな破断を飛び越えて進んでいる可能性があります。この場合、危険は大きいですが、乗り越えられない困難ではありません。このような場合、二つの線は成長して、結合する例が多いようです。
断線の幅が広いほど、ことはより深刻です。電気流が、広い間隔を飛び越えられないからです。このように幅が広いと問題が複雑となります。
破断した線は修復されることがあります。破断された線が重なり合ったり、小さな交差する線が、切れた線を結んだり、あるいは姉妹線が本線の破断された部分の側を走るのです(5図参照)。
これらすべては電気流が正常な運河にそって流れることを助けています。これらの線があればまだ電気流の流れが修正される可能性があります。この状態は、まったく修復が出来そうもない破断よりも、はるかにましな状況です。破断された線は常に危険を示していますので、真剣に検討してください。破断の大きさや、修復の兆しがあるかどうかで、結果がどうなるかを正確に予測できます。
(つづく)