kitombo.com | 手相の科学 | 2008年11月3日
kitombo.com

手相の科学
「手相の科学(137)
第二部  第3章(4)」

大地舜
11月3日

フック(鉤)のような線

 最悪の形の一つは、線が切れて、その端がさらに後ろに戻ってくるものです。つまり線が始まった方向に、戻ろうとする場合です(第6図)。その結果、フック(鉤)のような形が生まれます。昔の手相見たちは生命線にこの姿があるのを見て、壊滅的な終末が訪れると考えました。あなたもまた「生命線が破断されて親指のほうに戻っているので、死を意味する」と考えたことでしょう。
 この場合、電気流は、来た方向に戻っています。どの形よりも、この姿では本流のコースに戻ることが難しいでしょう。洪水のように流れがあふれてしまい。その先に運河がありません。電気流が元のコースに戻れる可能性が皆無だとすると、それは壊滅的な事態を起こします。
 この欠陥を克服する方法にはいろいろあります。逆戻りした線を戻そうとする線や、姉妹線が出来たり、四角く線が取り囲んだり、いろいろな線が生まれて電気流をもとの流れに戻そうとします。そのような修正の方法は第6図に示されています。
 逆戻りする線は、生命にとっても健康にとっても、仕事の面でも重大な障害です。どの線にそれが観られるかで、どのような障害がおこるかが分かります。これが修正されないと致命的になります。この姿は線が突然に断線されている場合よりも危険です。単なる断線ならば、電気流は自力で新たな通り道を掘るかもしれません。しかし方向が逆転しているなら、オリジナルの方向に戻ることは難しいでしょう。
 すべての修正の方法でも第7図のように四角く線で取り囲まれるのが、最善で安全です。
 第7図の四角な線は孤立したサインで、昔の手相見たちは切迫した危険を防御するものだと見なしてきました。どこでもこのサインがあればそれは良いことです。線がどのように断線されていようと、どんな脅威が押し寄せていようと、四角で囲まれていれば、損傷が修理されており危険を回避できます。
 私の理解では危険な個所や損傷されている個所を、四角で囲い込んでいるのです。その結果、電気流はその箱の内部に収まり逃げ出すことが出来ません。洪水も起こりません。そのため電気流を元の流れに戻す圧力がかかるのです。こえは四角内部の事情がいかに最悪でも効果があります。
 時にはこの四角が「宮」の上に見られることがあります。この場合は線の欠陥を囲んでいるわけではありません。このような四角が意味するのは、この方の「宮」の欠陥は、この方を支配しないということです。
 私の考えでは手の線は電気流を運ぶ運河です。そこで大事なのはこの機能がどの程度、巧く運営されているかです。もし生命線の電気流が手全体で何者にも邪魔されずにあるならば、生命は安泰です。一方、運河に欠陥があるならば、その時点で問題が生じます。それでも、電気流が運河からあふれ出ずにいるならば、危険は克服できます。
 欠陥のある場所が四角によって囲まれているならば、電気流は、その囲いの外には出ることができないと私たちは考えます。やがて元の運河に戻ると考えられます。したがって四角の囲いは常に危険に対する防壁です。そして確実に電気流の流れの修復が行われます。これまで何千という、そのような手相を見てきましたが、四角の性質に関する判断に間違いがありませんでした。

(つづく)

これまでのコラム
kitombo.com