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手の全体を見ると、顧客がどの世界にむいているかが分かります。水星人の場合、ほとんどの方が、真ん中のビジネス世界がもっとも発達しています。水星人は医師でも弁護士でもビジネスマンでも演説家でも、お金儲けが上手なのです。
『宮』の頂上の位置を注意深く調べてください。中央に有るでしょうかそれともずれているでしょうか。もしも頂上が手の外側にずれているならば、この方は自らの適性を自己の利益のために使います。つまり利己的な傾向があります。頂上が『宮』の中央にあるならば、それが正常です。この方はどんな職業に就いていようと真の水星人の考え方を持っています。『宮』の頂上が太陽人(薬指)の方に偏っていたら、美しいものや芸術を愛する傾向が強くなります。そのため水星人の気質をいくらか犠牲にするでしょう。つまりこの方の抜け目無さは和らぎ、太陽人のような本能が強まります。また頂上が中央にあり、他の『宮』の頂上が、水星宮に引き寄せられているように見えたら、非常に強烈な生え抜きの水星人だと思ってください。この方の行うことはすべて典型的な水星人です。
指にも注意を払います。まず見るのは小指が薬指の第一関節よりも上にきているかです(写真111)。もしそうならば、この方は強烈に水星人です。小指が薬指の第一関節よりも下にあり、短いならば、水星人の資質が不足しています(写真112)。指が長いだけでなく曲がっていたら、水星人の特質がさらに強くなります。この場合はさらに格子や、頭脳線や感情線、頭脳線と感情線および運命線と成功線に囲まれた部分を点検して、この方が不正直かどうかをチェックします。
指が長ければ、どの指節が一番長いかを調べます。なぜなら、3つの世界は水星人の指でははっきり分かるからです。第1指節が非常に長ければ、この方は偉大な表現力をもち、弁舌さわやかでしょう。さらに思いを文章にするのも上手で作家や演説家になれます。第2指節が長ければ、この方は科学の分野に強く、優れた医師、弁護士、科学者になれます。第3指節が長ければ、商売上手です。商人やビジネスマンとして成功するでしょう。顧客がどの分野で成功するかを見るには、指節をガイドにしてください。
次に見るのは二番目に強い世界が何かです。これを見ると、この水星人の適性を支援する資質が分かります。水星人の指が長く、その2つの指節が長く一つが短いことがあります。これを見たら長い指節の世界が強く、短い指節の世界には欠陥がある事が分かります。水星人は複雑です。したがって注意深く分析することで、ようやく正しく水星人を判断できます。
指の先端も注意深く観察します。最初の指節が長ければ演説家の才能がありますが、指の先端で傾向が分かります。指の先端が尖っていたら、イマジネーションが豊かで、幻想的で魅力的な世界に言葉で人々を引き込めます。指の先端が円すい形ならば、彼は芸術家肌で雄弁で、言葉に色彩があり、考えを絵のように伝えます。先端が四角ならば、彼が話すことは実用的なことになります常識や理屈、事実と数字を活用しますが、論理が彼の護符です。特に親指の第2指節がその支えとなります。指の先端がヘラ状ならば、磁力を持つ演説家でその激しい演説で大衆を動かすことが出来ます。彼は活力と独創性と強さに満ちており、聴衆者たちを奮い立たせます。
第2指節が一番長くて指の先端が尖っていれば、この先端が示す理想主義が科学研究に加味されます。第2指節が長くて指の先端が四角ならば、この方は常識と実用的な考え方に支配されます。ヘラ状の先端ならば、古い科学の中から新鮮な発見をするでしょう。この方は他の人々が作った仕組みに従うだけでは、満足ができません。
第3指節が一番長く、指の先端が尖っていたり円すい形ならば、この先端の特徴である理想主義や芸術家肌が、水星人のビジネス能力と結びつきます。先端が四角ならば、常識と実用的な思考に支配され、これこそ真の水星人らしいビジネスマンです。彼はすべてのお金に意味を持たせて使いますし、ビジネスに関しては馬鹿なことをいっさいしません。指の先端がヘラ状ならば、エネルギーに溢れた活動をするため、疲れを知らず新しいビジネスに挑戦します。ヘラ状の特徴である独創性に優れ、お金を儲ける新しい方法を工夫することが出来ます。これは極めて強烈なコンビネーションです。
(つづく)