kitombo.com | 手相の科学 | 2006年11月6日
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手相の科学
「手相の科学(46)
第16章 短い指(2)」

大地舜
11月6日

 短い指を持つ人々が成功するかどうかについて知りたければ、まず見なければならないのが、指の先端の姿です。
 指の先端がとがっているのは、短い指の人にとってもっとも危険な兆候です。とがり状の先端は、理想主義的で熱烈で、詩的な心と魂を持ち、印象主義的で世俗的な価値に関心が薄い特質を持つからです。とがり状の先端は非実際的な物の見方をすることを示しています。それに短い指の衝動性と迅速性が加わると、短い指の特性が突出してしまう危険があります。
 円すい状の先端ならば、とがり状の先端ほどの危険はありませんが、それでも短い指の特質が強くでてきます。
 四角状の先端を持つならば、短い指の衝動性は緩和され、実際的となり、印象だけとか、半分だけ料理した状態で行動に移る傾向が減るでしょう。ヘラ状の先端は行動力と独創性を付与しますが、四角状ほど、短い指に有利ではありません。四角状の先端は、ほかの先端にくらべて短い指に落ち着きと常識を与えるところがあるのです。
 手に柔軟性があると、短い指の特質に心の伸縮性が加わります。このような方は、広い分野におけるいろいろな事柄に対して、優れた適応性を発揮します。柔軟性は熱烈さも加えます。
 多様性に極端な見解という傾向が重なるのは良い組み合わせではありません。たとえば短い指にとがり状の先端があり、それに柔軟性が加わったら、この方のボイラーが爆発してしまうでしょう。
 たるんだ質を持つ手ならば、その方は怠け者で、短い指の特質も力を失います。彼らは考えることは迅速ですが、怠け者なので迅速な行動を伴わないでしょう。このような方の場合は、短い指の特質はメンタル面だけに現れるわけです。
 柔らかい手はたるんだ手よりも活動的ですが、厳しさには欠けます。伸縮性のある手は、短い指の特質を最大限に発揮させます。伸縮性のある手は、知的エネルギーに溢れていることの証拠です。したがって優れた組み合わせです。
 硬い手は、伸縮性に欠ける頭脳エネルギーを示していますが、短い指の特質を押す傾向があり、たぶん押し過ぎるでしょう。したがって伸縮性のある手が、短い指には最適だといえます。
 こぶだらけの指は短い指の特質である迅速な思考を緩和させるので、優れた組み合わせです。こぶだらけの指の特質である分析的指向と何事にも理由を必要とする性向は、短い指の人々の衝動的な傾向にブレーキをかけるのです。
 最初の関節のこぶだけが発達している場合、短い指の迅速な思考に秩序と整理力が加わります。2番目の関節だけにこぶがある場合、指の短い人々は周りの環境や服装などにも気配りをするでしょう。
 短い指にとって、最も大事な役割を果たすのは親指です。短い指の強烈な性向に、固い決意を示す大きな親指が加わるからです。ただし正しいタイプの親指でない場合は、最悪の組み合わせとなります。
 指先の太い親指に短い指が重なると、粗暴で頑固な親指の性向が加わり、短い指の特質が、堪え難いほど極端になります。
 平坦で神経質な親指だと、すでに迅速過ぎる傾向に神経質な面が加わり、悪い結果を生みます。
 親指に論理の短い密集が見られるときは、すでに短い指は論理的ではないのに、さらに論理的傾向が不足していることを示します。これも不運な組み合わせです。
 短い指がよい結果を生むには、知的で健康で強い親指で、すべての面でバランスがとれている必要があるのです。
 短い指はすべての「宮」に強い影響を及ぼします。木星人の「宮」は野心、誇り、宗教、名誉を示しますが、その背後に迅速な思考と衝動が加わります。
 土星の「宮」は、無口、スロー、けち、迷信的な面が弱まります。
 太陽の「宮」はさらに才気縦横になり、機知がきらめきます。もともと直感が優れている「宮」だからです。
 水星の「宮」は、その方が演説家であれ、ビジネスマンであれ、何かの専門家でも、泥棒であっても、閃光のように素早くなります。
 火星の「宮」は、短い指の衝動性によって、危険な冒険に挑まないようにするために、どこかからの助けを必要とします。
 月の「宮」は、さらに迅速になり、利己的なところや夢見がちなところが減少します。
 金星の場合は、迅速な思考と衝動性がさらに強まります。
 短い指の指骨を見ることも大切です。なぜなら、短い指の持ち主が知的世界、理論的(抽象的)世界、あるいは物質的世界のどの方向にむかっているのかが、指骨からわかるからです。これらは知的プロジェクト(第1指骨)、ビジネス事業(第2指骨)、豊富なワインつきの食事(第3指骨)に別れます。
 短い指の持ち主がどのようになるかを判断するには、野心が背後にあるか、あるいは火星人の好戦的な面が強過ぎて、極端な立場に置かれるかを推測することです。つまり「宮」の特質が短い指の背後で働くので、これらの駆動力が何をするかを見るのです。
 最後にもっとも大切なのは頭脳線を見ることです。頭脳線が強く、明瞭で、まっすぐでしょうか。あるいは落下しているでしょうか。あるいは線が途切れて島の連鎖になっていれば、知的な強靭さとバランスに問題があります。明瞭な頭脳線は健全で健康的な判断力を示します。この要素があれば、他の要素よりも短い指を完璧にします。
 私の考えでは、短い指は正しい特質によって背後から支えられていれば、極めて優れています。彼らに卑小なところは無く、けちでもありません。ものの見方も窮屈でも小人的でもありません。しかし、彼らは細かいことを嫌い、行動や思考が迅速なこと、スローに物事を運ぶことを憎悪することから、つねにミスを犯す危険にさらされています。彼らには注意深い思考と計画性が、欠けているのです。
 彼らは才気縦横ですが、四角状の指の先端と、しっかりした柔軟性のある手と、適切な親指と、明瞭でまっすぐな頭脳線を必要としています。そのような組み合わせがあれば、彼らに不可能はありません。
 一方、とがり状か円すい形の先端をもち、硬い手で粗く神経質な親指を持ち、頭脳線が貧弱なら、その結果がどうなるかは、すでにお気付きでしょう。完璧な失敗の人生です。

(第16章おわり。つづく)

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