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火星人はあらゆる職業に就いています。火星人の強烈な性格は、ビジネス界、軍隊、教会、政府などで、どこでも日々感じられるでしょう。火星人はあり余るエネルギーを発散できる環境で働く必要があります。火星人を制約ある環境で働かせるのは、過熱する蒸気が吹き出そうとするボイラーの安全バルブを閉めてしまうようなものです。したがって屋外で働く仕事が一番むいています。事務所内の仕事についているなら、すぐそばにフィットネス・クラブが必要です。どんな仕事をしていようと、彼は熱烈で頑強で、目立つことを好み、堂々としており、その強さと勇気に憧れる大衆にとっては英雄です。
画家の火星人は戦争や狩りやスポーツの場面をよく描きます。読書家ならば、戦争や英雄の物語を好みます。音楽家ならば燃えるような、リズムの強い曲を好み、哀調に満ちたラブソングには興味がないでしょう。一番好むのはブラスバンドです。演説家ならば強い言葉を使い、戦争の逸話や肉体的武勇の話をこのみます。なにを行ってもこのように燃えるような強さが見えるのです。
火星人は本来、悪人ではありませんが、熱意にあふれ、強烈なので、間違いを犯すことがあります。火星人が最善であるためには、すべての面で洗練されている必要があります。粗野なところがあると、乱暴になり悪くなる可能性が出てきます。火星人が悪くなるとみだらな酔っ払いで、最悪のときは殺人者にすらなるでしょう。このようなタイプは簡単に分かります。手は硬く、こわばっており、皮膚は粗く真っ赤で、目が充血しており、毛細血管が太く粗く、指は短く、第3指節が厚く、爪は短く荒れており、火星宮が異常に大きいでしょう。火星の平原も高くなっているか、横線がたくさんあるでしょう。時には、火星の平原にある大きな十字が、短気であることを示します。このような方の手の親指は第1指節が大きく、棍棒のようになっており、形もヘラ状になっていることが多いようです。
このような火星人は赤ら顔で、目も血走っており、皮膚は紫の色合いがあり、口は曲がっており、髪の毛は汚く、耳も長いでしょう。このような火星人は、低級な欲望を満たすことにしか興味がなく、乱暴です。恋愛に破れると殺人すら犯しますが、その方法も残忍です。盗みをするのも低級な欲望を満たすためです。悪い火星人に、欲しがる食べ物や飲み物をすべて渡せば、盗みをすることは無くなります。
火星人は結婚に積極的です。夫としては献身的です。見た目に美しい女性を好みますが、とくに金星人の女性を好むでしょう。つまり女性的なかたを好むのです。
健康面で問題が出るとしたら、血液の量が豊富なために起こる血管障害、気管支炎、咽頭炎など、のどの障害、気管支関係の障害などでしょう。これらの病気を抱えていることは、上の火星宮に格子や十字があるので分かります。さらに色や爪、などを参考にします。下の「宮」は健康状態を示していません。上の火星宮の下側と月の「宮」の上にマークがあるとそれは腸に問題があることを示しています。腸結核かもしれません。このような例はたくさん見てきています。
他の「宮」と同じように手のさまざまな質は多くを語ります。皮膚の肌理ですがこれは特に重要です。手の皮膚が繊細ならば、この方が乱暴であることはまずありません。この方でも熾烈なところはあるでしょうがその方法はより繊細です。火星人の手の皮膚が非常にきめ細かいことは少ないでしょう。でも時には遭遇します。あるとき典型的な火星人の手相でしたが、皮膚の肌理が非常に細かい方が居ました。彼は知的な牧師でした。同じように機目の細かい肌を持つ火星人に会いましたが、この方は有名なレスラーでした。非常に冷静で常識が豊かで乱暴なところはまったくありませんでした(写真118)。
火星人の手は、普通、平凡な肌理の細かさですが、男っぽく、仲間にも受け入れられています。このような皮膚の方の多くは上の火星宮が中心で、下の火星宮はそれほど発達していません。このような組み合わせは、知性も高く、困難にあっても洗練された抵抗力があり、バランスのよい攻撃力を持っています。皮膚が粗いと洗練されたところが減り、不愉快で、友達も多くは出来ません。
(つづく)