西暦2006年12月22日(冬至)周 泰山 易断
日本国
世界の中で人々の尊敬を集めることが出来る「美しい国」に日本国がなれるか、日本でテロや大地震のような災害が起きるか、北朝鮮拉致問題解決に進展があるか(横田めぐみさんは無事帰国できるか)、と占って
(43)沢天夬の上爻変(01)乾為天に之(ゆく)卦を得た。
(たくてんかい)の(じょうこうへん)(けんいてん)
「夬」は、決と同じ。 決は重大事を決行すること、裂き破ること。
何事をするにも、厳しい危険をはらんでいるので、軽率に動くのは良くないが、自分の力を蓄えて、同士と協力すれば解決できる。
易理は、五つの陽爻が一緒になって、一つの陰爻を除くことであるから易しいことの様であるが、その実なかなか困難なことだ、と教える。
「上爻変」は、“権勢を誇った抵抗勢力の運が、今尽きる時である。”ことを示す。
先ず小泉内閣の改革のあとに残された抵抗勢力を裂き破って、構造改革を実現しなければならない。 そのためには情報を適時国民に開示し、協力を得るようにすることが不可欠である。 出口を切り開けば、天の上に溜まった水が流れて万物を潤すように、経済成長の果実が一般の人々の生活にも行き渡る事になる。その後に「美しい国」への道を進む。
本年後半に乾為天に之(ゆく)。 「乾」(けん)は、健のこと。
易理は、盛んであれば必ず衰え,盈つれば必ず欠ける。 天(大宇宙、大自然)の運行は一舜も休むことがない。 一般人にとっては、責任が重く、緊張の続くときを意味する。
君子は、一瞬も気を緩めないで努力する。
天行健であるから、テロや大地震のような災害は起きない。
拉致問題は、北朝鮮の抵抗が強く遅々として進まない。(横田めぐみさんは無事に帰国が適わない暗示がある)。 拉致被害ご家族の緊張が続く。
しかし、決して武力に訴えてはならない。
抵抗する北朝鮮金正日総書記の2007年の運勢はと占って、
(52)艮為山の四爻変(56)火山旅に之(ゆく)卦を得た。
(ごんいさん)の(四こうへん)(かざんりょ)
金正日総書記の運気を示す「四爻変」は、“力が無いため、部下を抑えるような働きは出来ない、ただ自分一身を動かさないでじっとして居るため大きな失敗は無い。”と言う。
しかし本年後半に火山旅に之(ゆく)運命である。 「旅」は“たび”のこと。
大昔の旅は一大難事であった。 政権崩壊し、一家で他国に亡命することを暗示する。
(艮為山)の意味については、次ページを参照。
安倍内閣
安倍内閣は、政権の維持が出来るか、構造改革路線を貫けるか、7月の参議院選挙に勝てるか、と占って、
(52)艮為山の上爻変(15)地山謙に之(ゆく)卦を得た。
(ごんいさん)の(じょうこうへん)(ちざんけん)
「艮」は泰然として動かぬ山を意味する。
易理は、自己本来の立場を守り、野心を抱かない。 時機を見て動くときは動く。
自分の位置境遇において、為すべき事を為し,思うべきことを思う。
外のことは考えない。
従って、所信表明された改革路線の継続は実行され、景気拡大の恩恵が、一般庶民にも行き渡ることが期待できる。
「上爻変」は安倍首相の運気を示す。 すなわち、すべて物事は初心を貫き通すことは難しいのであるが、ここに居る者は自分の止まるべき所に、最後まで手厚く止まっているため幸いがある。と言う。
自由民主党は、一喜一憂せず落付いて対処する安倍首相の下で参議院選挙に勝利する。
本年後半に、地山謙に之(ゆく)。 高く聳えるべき山が、地の下にある卦象である。
「謙」は謙遜,謙虚、自分の足らない事を知って、自ら小さくなっていることを意味する。 自分に力があっても、でしゃばらないのが良い。
易理は、自分の有り余っているものを、人に分け与える。と示す。
所得格差の是正を実現し、再チャレンジを可能にする時である。
また「謙」の時は、待人,失物、談判、交渉などは、すべて待つ以外にない状況にある。
北朝鮮拉致問題も、然りである。
安倍氏の秘められた信条は「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」である。
と古伝にある。
安倍首相は、小泉首相と比べ、謙虚に振舞っているため、真のメッセージが国民に伝わり難く、国民はどうなるかと不安になるが、安倍首相は初心を貫くことで改革の実績を積み重ね、国民の信頼を得て政権を維持することが出来る。
以上、謹んで占断します。