西暦2004年12月21日(冬至)周 泰山 易断
日本国
世界の中で日本国の地位は向上するか、国連常任理事国入りが確かなものになるか、自衛隊のイラク派遣期間を1年延長した結果はどうか、(死者は出るか、東京をテロが襲うか)、北朝鮮拉致問題に進展があるかと、占って
(24)地雷復の二爻変(19)地沢臨に之(ゆく)卦を得た。
「復」は、帰る、元に戻るという意味。 一陽来復である。
2005年は太平洋戦争(大東亜戦争)の敗戦(1945年8月)から60年を経て還暦の年に当たる。 日本国民の中で、使命感を持つ人々は、政界に限らず経済界、学界、その他すべての分野で、改革の第一歩を踏み出していると思われる。
易理は、序々に順序に従って片付く。 元に戻って第一歩から始める。
陰極まると陽に転ずる。 天の運行に一瞬の休みも無い。 回復の萌芽である。
しかし、同じ失敗を繰り返す意味もあるので、慎重に事を進めることが肝要である。
自衛隊の派遣延長は、自衛隊が与えられた人道支援の任務を愚直に実行している限り、徐々に成果が上がり悪い結果は生じない。
拉致問題は、問題全体の解決に一歩を踏み出したところである。 徐々に順序に従って解決に至るが、相手任せでは埒が明かない。 こちらから北朝鮮に出向いて、連れ戻すのが良いが、急な動きは失敗に繋がる恐れがある。
「二爻変」は、賢人でなくても、賢い人に指導を受ければ、過ちを直ちに正すことができる。ことを示している。
国連常任理事国入りや、憲法改正、米軍基地問題など、国民的議論が必要なテーマについて、日本国民一人一人が考え、公に議論することで、国民が理想とする正しい結論に到達し得る時である。
本年後半に地沢臨に之(ゆく)。「臨」は、上から下を見下ろすこと。大きいこと。
統治すること。
国連常任理事国入りは、日本が上に立ってリーダシップを発揮することを、アメリカ、ロシヤ、中国等の超大国が嫌い、強い抵抗にあって、難航する。
日本は結果がどうであれ、使命感を持って前進するのみである。
拉致問題も同じであるが、時の動きに従って、機敏に対応することが望まれる。
小泉内閣
小泉内閣の改革路線は貫けるか、実際に改革が進むか、或いは内政、外交で行き詰まって退陣を迫られるかと、占って
(24)地雷復の三爻変(36)地火明夷に之(ゆく)卦を得た。
奇しくも日本国の命運と小泉内閣の命運が一致する卦が得られた。
「復」は、帰る、元に戻るという意味。 一陽来復である。
易理は、序々に順序に従って片付く。 元に戻って第一歩から始める。陰極まると陽に転ずる。 天の運行に一瞬の休みも無い。 回復の萌芽である。 しかし、同じ失敗を繰り返す意味もあるので、慎重に事を進めることが肝要である。
小泉内閣がこれまで手がけた改革の成果は、まだ表には出ていないが、事は一歩ずつ前進する。
「三爻変」は、軽挙妄動してたびたび間違えても、其のたびに反省して過ちを正すことが出来る人は、危なっかしいが非難を受けるほどの失敗はしない。と言う。
故に、小泉首相は其の言動で、たびたび方々から批判を受けることがあるが、退陣を迫られる事態にはならない。
本年後半に地火明夷に之(ゆく)。「夷」とは傷付けること。「明夷」は明るい者が損われると言う意味である。
易理は、暗黒の世の中に対処するには、自分の目的、才能を隠し切る。 内面を充実させて、他日に期する。である。
国連改革や三位一体の改革は、超大国や、自民党の長老達、野党からの強い抵抗、批判を受けるが、これに耐えて小泉首相は、じっと機会を待つ作戦に出るのが良い。
忍の一字である。
これまでに、改革の第一歩は踏み出しているのであるから、自分が動かずとも後は使命感を持つ人々の力によって、徐々に改革の実際の効果が出てくると期待出来る。
以上、謹んで占断します。